蔵をかまえる長野県産の酒米「美山錦」にこだわってつくられた、芳醇辛口の味わいの純米酒シリーズ「斬九郎(ざんくろう)」。当時人気だったテレビドラマの「御家人斬九郎」から命名したのだそう。醸すのは、1911年創業の宮島酒店だ。宮島酒店は1967年に全国初の防腐剤無添加の日本酒を醸した蔵とも言われており、安心して飲める酒造りを目指す品質第一主義の蔵元だ。仕込みに使う水は中央アルプスの伏流水、そして酒米はすべて地元である長野県伊那谷の契約農家から仕入れることを徹底する。素材の味を活かした酒造りをめざす。「斬九郎 純米81」は、減農薬栽培でつくられた美山錦を使い、精米歩合81%で醸した純米酒。米の芳醇な旨みとキレのある後味が食事との相性もよく、冷酒から燗酒までどんな飲み方でもおすすめの1本だ。