活性原酒の「雪っこ」は2020年で発売50周年を迎える。酒のおいしさから、飲みすぎてしまい足腰が経たなくなったというエピソードもあるほどである。雪っこを醸す酔仙酒造は岩手県の最南端に在る。そこには8件の酒蔵があったが戦時中に1つにまとまり気仙酒造を設立。これが後の酔仙酒造である。「酔うて仙境に入るが如し」の言葉の通り、飽きの来ない風土に合った酒を造っている。東日本大震災の壊滅的な被害を乗り越え、これまでの歴史を伝承し続ける姿勢は美しく、まさに美酒伝承といえる。
雪っこのクチコミ・評価
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雪っこの酒蔵情報
名称 | 酔仙酒造 |
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特徴 | 岩手県三陸海岸の最南端に位置する気仙地方にて、東北を代表する酒造会社として知られる酔仙酒造(すいせんしゅぞう)。1944(昭和19)年、岩手県沿岸部にあった造り酒屋9軒が1つに合併したのが始まりである。社名の由来は、地元出身の画家である佐藤華岳斎がこの地酒をこよなく愛し「酔うて仙境に入るが如し」と讃えたことが由来。陸前高田市の本社工場では操業開始以来、酒造りを行っていたが、2011(平成23)年の東日本大震災にて、津波により蔵が全壊する被害を受けてしまう。県内の酒蔵の助けを得て酒造りを続け、翌年2012(平成24)年8月大船渡に「酔仙酒造 大船渡蔵」を新設し移転。震災後からは、使用する米を岩手県産へとチェンジ。“地元の人たちが楽しめるお酒”を大切にし、「美酒伝承」を掲げる酔仙酒造が目指すのは、飲んでいて飽きないお酒。三陸の風土と三陸の料理に合う「きれいなお酒」を造り続けている。 |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 酔仙 岩手の地酒 雪っこ 四季の友 多賀多 煌琳 Rise Up, KESEN 雪しぐれ 奇跡の一本松 雪ゆめ 氷上よんまる ShuWaWa たてがみ |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 岩手県陸前高田市高田町大石1−1 |
地図 |
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