石川酒造の代表銘柄「噴井」は、蔵の敷地内に自噴する掘り抜き井戸にちなみ、俳句の季語でもある「噴井」から名づけられた。石川酒造が蔵をかまえるのは、三重県四日市市。1830年の創業から使われる主屋をはじめとする15棟が、国の登録有形文化財として登録されている歴史の深い蔵元だ。石川卓史代表を筆頭に、品質を第一に、手間を惜しまない丁寧な手造りの酒造りにこだわる。仕込みに使う鈴鹿山系の伏流水は超軟水で、吟醸酒の仕込みに最適なまろやかな水。石川酒造が醸す「爽やかな喉ごしとまろやかな味わい」の酒質を支えている。全国新酒鑑評会で金賞を受賞した「噴井 大吟醸」は、フルーティーな香りと米のまろやかな味わいが感じられる。後味はキレがよく、食中酒としても最適だ。
噴井のクチコミ・評価
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ぐらんてぃふぉん
4.0
ふきい 純米吟醸 0.72
製造 2023年12月 開栓 5月12日
美し(うまし)国を呑む⑧
「噴井」だけどラベルは「ふきい」、
昔は漢字だった記憶だが、正しく読めるよう
平仮名表記に変えてみたんだそうです。
噴井とは夏の季語で、水が噴出する井戸。
四日市の石川酒造さんの仕込み水は正に、
鈴鹿山脈の伏流水が自噴する超軟水。
デザイン瓶で出る桜、花火、紅葉の季節酒は
ついつい集めたくなる楽しさ。
「細女」の伊藤酒造さんはご近所さん。
華やかな吟香は無く、極めて控えめな開栓。
超軟水だが、微かなミネラル感が奥深い。
和糖の甘味を僅かな苦味で調和している。
酸味を抑えた起伏のない含みはサラリと
薄く感じるが、留めるうちに辛味がじんわり。
全くの刺激無く優しく流れ込むのど越し、
ほろ苦い余韻が緩やかに収束し、さっぱり。
全体を通す苦旨味が上品で奥深く印象的。
おそらく好みの分かれるところだが、
飲み飽きない日常酒で、私は好きですね。
お燗は甘苦旨の海を漂う(ただ酔う)ようで、
「あーごくらくごくらく」
蔵にて 税込1,540円2024年5月16日
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噴井の酒蔵情報
名称 | 石川酒造 |
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酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 噴井 やまいし |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 三重県四日市市桜町129 |
地図 |
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