「寿扇 純米吟醸 生原酒」
SAKETIMERの皆様、明けましておめでとうございます。
今年も残すところあと364日となってしまいましたが、今後ともよろしくお願いいたします。
新年最初のレビューはコレ。
不老泉のスピンオフモデル(?)、寿扇。
どうやらファーストレビューのようです。
これは上原酒造のある高島、安曇川地区の山田錦で作られた、地元限定の不老泉。
県内でもほとんど出回らないヤツですが、コレの他に杣の天狗、風の舞といった地区限定バージョンの不老泉が存在します。
寿扇は山田錦の速醸のムロゲン生。
旨いに決まってら(笑)。
開栓!一口!はい旨い!説明いりますか?いらんよね(笑)。
旨いとしか言えんのがもどかしいんだけど、フルーツ・華やか・ジューシー等とは無縁の旨味。
筋金入りの背骨。
ぶ厚い筋肉。
強靭な骨格。
でもあくまで柔らかい。
まさに気は優しくて力持ち、ウルフ千代の富士のような酒(笑)。
是非皆さんも飲んで体感していただきたい。お相撲さんに抱っこされてる、この感じを。
抱っこされたこと無いから知らんけど。
そしてここからは、悪夢の年末冬キャンレポート続編です。
酒以外興味の無い方はすっ飛ばし推奨。
早朝5時に、昼過ぎに来るはずの嵐に起こされたオレ。
シートを止めていたペグは4本中2本が抜け飛び、もうひと声で間違いなく全部が飛んでいく予定。
例によってMr.ビーンのごとくあたふたとうろたえる犬。
テント撤収か?避難が先か?いや、飛ばされたらカヤックみたく回収は無理だ。
よし、とりあえず飛んでかないようフライシートだけ畳んで車に避難だ。
まだ暗い早朝の雨の中、ずぶ濡れになりながら雨風と戦うおっさん二人。
そして正にシートを畳んだその瞬間、一番の強風が吹き荒れます…。
飛ばされまいと必死でシートを掴むその姿を遠目に見れば、早朝暗い砂浜で凧上げしてる頭おかしいおっさん二人組にしか見えないはず。
そして、くっそー!2020年の総決算がこれかーい!と絶叫しながら何故か爆笑するおっさん二人組(笑)。
どうなんのよ、俺達!?
続く(笑)。