金鼓 伝承水酛仕込み 濁酒(春夏バージョン)
そこまでバニラ感はなかったけども酸味と渋味が舌の上表面を駆け抜けるとともに甘味がやんわりと攻めてきました。ただそこまでシュワシュワではなく、そこまで麹臭くはなく、呑みやすい1本でした
大倉ではH12年度の仕込みをもって濁酒造りを休止していたが伝統ある水酛仕込みを絶やさまいとH16年度より再開
「萬歳の 祝て打てや 金鼓」
<<水酛>>
約600年前、奈良市郊外にある菩提山:正暦寺において創製された酒母(酛)を指す。
速醸もとや生もと系酒母の原型であるとされる。
スペック
原料米:奈良県産キヌヒカリ
精米歩合:60%
度数:12~13度
日本酒度:-25
酸度:3.5
アミノ酸度:3.0
もろみ日数:15日
大倉本家(奈良県御所市)