茨城県結城市に蔵をかまえる結城酒造の代表銘柄「富久福(ふくふく)」。結城酒造は1594年の創業から約400年の歴史をもつ、老舗の酒蔵だ。その伝統の味を受け継いできたのが「富久福」である。やわらかな軟水である鬼怒川水系の伏流水を仕込みにつかい、各地から厳選した酒米を「寒仕込み」でじっくり醸す。酒造りを担うのは、2019年に常盤杜氏の認定を受けた浦里美智子氏だ。やわらかな口当たりで優しい味わいの酒を目指す。「富久福 芳醇 art label」は、茨城県出身の画家である小澤雅志氏がラベルを描いた、浦里氏とのコラボ商品。熟成期間によって芳醇タイプ、濃醇タイプの2種類展開で、芳醇タイプはしっかりとした旨みと辛みのバランスが良いのが特徴だ。冷やで飲んでもクセが少ないので、熟成酒は初めての方にも飲みやすい1本。
富久福のクチコミ・評価
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富久福の銘柄一覧
銘柄 |
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特別純米亀口直汲み無濾過生原酒原料米:五百万石、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
純米酒 michiko90 山田錦原料米:山田錦、精米歩合:90%、アルコール度:16% |
純米酒 michiko90 赤磐雄町原料米:赤磐雄町、精米歩合:90%、アルコール度:16% |
芳醇 art label原料米:山田錦、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
濃醇 art label原料米:山田錦、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
特別純米生原酒 山田錦原料米:山田錦、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
富久福の酒蔵情報
名称 | 結城酒造 |
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特徴 | 関東でも有数の城下町として知られる茨城県結城市。古くから酒造りも盛んな地域で、結城酒造(ゆうきしゅぞう)も創業は1594(文禄2)年という老舗蔵である。蔵はもともと結城城のそばにあったが、幕末の火事で焼失し現在の地へ移転。蔵は移転後すぐの安政年間の建築とされ、国の登録文化財に指定されるほどの立派な建物である。仕込み水には清らかでやわらかな鬼怒川水系の伏流水を使用し、米は造る酒の種類によって各地の良い品種から厳選。代表銘柄は「結(むすび)ゆい」と「富久福」。杜氏である浦里美智子氏は、元々普通のOLだったが結婚を機に蔵に入り、造りを手伝ううちに本格的に酒造りを学び、杜氏にまでなったという異色の経歴。2019(令和元)年には県が創設した「常陸杜氏」の第一号に認証された。しかし2022(令和2)年5月、作業時の事故で蔵と自宅が全焼。失意の中、交流のあった三千櫻酒造(北海道)から支援があり、現在は復活への準備として北海道にて酒造りを行っている。秋に完成した復活第一号の酒は瞬く間に完売。多くの人々が茨城県でまた醸す日を待ち望んでいる。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 結ゆい つむぎ娘 富久福 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 茨城県結城市結城1589 |
地図 |
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