土田酒造の代表銘柄で地元で愛され続けてきた「誉国光(ほまれこっこう)」。創業者の土田茂八が「我が国が、誉れ高く、光輝きますように」という想いをこめて、「誉国光」と名づけたそうだ。醸すのは、人口3100人という群馬県川場村に蔵をかまえる、1907年創業の土田酒造。造り手自身が楽しんで造ることをモットーに、地元群馬のお米をできるだけ磨かずに素材の味を生かして醸すことを大切にしている。2013年からは山廃仕込みをはじめ、2019年からは全量を生酛仕込みで行う方針に転換。仕込みには約50年をかけて自然濾過された武尊山の伏流水をつかい、水の硬度を変化させる調整剤は使用せずにそのままの水質を酒造りにいかす。「誉国光 白ラベル」は、米の旨みが特徴で冷でも燗でも美味しく料理にあわせて食中酒としてもおすすめの1本だ。
誉国光のクチコミ・評価
誉国光が購入できる通販
誉国光の酒蔵情報
名称 | 土田酒造 |
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特徴 | 土田酒造(つちだしゅぞう)は、群馬県の北部川場村に位置し、1907(明治40)年創業の酒蔵である。「誉国光」の銘柄で地元から親しまれ、戦前に行われていた品評会に連続で入賞した蔵にだけ与えられる「名誉賞」を関東で唯一受賞した歴史を持ち、古くから確かな技術力を誇る蔵として知られていた。現在は”米の旨味を出し切る”をテーマにし添加物を使わない、古来からの製法である酒母造りを主とした酒であるが、それは現在の6代目蔵元と杜氏が2017(平成29)年に行った改革「全量純米生酛仕込み」への転換からである。創業以来、普通酒の地元消費がほとんどであったが、地元の人口減や高齢化に伴い消費が減少。「地元以外の人にも飲んでもらえるような酒に」と、純米酒の酒造りを始める。数々の酒を研究すると、新政酒造(秋田)との出会いが大きな転機となり、杜氏の星野氏が新政酒造へと修行に。「新政」の造りを体得しその後の品評会でも高い評価を得ると、「添加物を使わない純米」の酒を土田酒造の酒と定め新ブランド「土田」を誕生させる。米の味わいを最大限に引き出す濃淳で旨味のある味わいは個性的で、地元だけでなく全国の酒好きを唸らせる味を生み出している。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 零 誉国光 國太郎 尾瀬の清水 土田 群馬 群馬ナチュラル Meat Lovers Only 研究醸造 はつしぼり一 尾瀬の木道 川場木桶 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 群馬県利根郡 川場村大字川場湯原2691 |
地図 |
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