龍泉
やわらかで上品な甘旨に消え入るような微かな酸が伴う円熟された至高の味わい。
龍月
濃厚な旨味が口内いっぱいに広がりフィニッシュは僅かな苦辛。
双虹
艶やかで伸びやかな甘味。喉奥に一瞬ピリッと感じてキレる。
裏ラベルによると龍泉と龍月はほぼ同じスペックで、違いは龍月が氷温貯蔵で龍泉が氷温熟成なのと龍月のアルコールが1度高い。十四代らしいフルーティさや円やかな甘苦バランス、清流のような起承転結は同系列でも、インパクトは相当な隔たりがあり、龍泉は凝縮感が段違いという印象。双虹は龍月と結構違うし万虹との飲み比べも楽しそう。
いつかは飲もうと思っていたラグジュアリーな3本。値段が上がる一方の昨今、龍泉は来年7千円?も上がるみたいやし今思い切って飲んどいて良かったかな。それはそうとジャパニーズウイスキーしかり、世界で評価されるのは嬉しいけど高級化と国内での流通が少なくなるのはつらいなぁ