割と新潟系の淡麗辛口酒は燗酒が合いやすいと思っております。
こちらも例外ではなく冷酒より燗酒の方が美味しいタイプでした。
さて、昨日のレビューに出てきたジャックダニエルのロックグラス、これは多分燗酒には向いてません。
では何を使うかと言うと極めて残念な感じではありますが、平たく言うと"空き缶"を使用しております。
実はこちら1度だけ投稿した写真に写っているのですが覚えている方はいますでしょうか?
2020年8月30日レビュー。
バズり待ち酒シリーズ第11趣。
"燗の扉"コンテスト2020。
熊澤。
4枚目の写真(当レビューで再度4枚目にUPします)。
https://www.saketime.jp/reviews/117010/
今回はこちら"空き缶"のメリットデメリットを紹介しますね。
メリット。
・地球にやさしい(リサイクル的な意味で)。
・雑には扱わないけど雑に扱ってもいい。
・素材がアルミなだけに熱伝導性が良く湯煎に向いている。
・上のフチを持てばそこまで熱くない。
・落としても割れない。
・分量がちょうど1合。
デメリット。
・貧乏くさい。
・スワリング非対応。
・スポンジで洗う際に内側のフチで指を切りそうになる。
・冷めるのも早い。
・思い入れはまぁ、特にない(気に入ってはいる)。
とまぁ何となく想定内のメリットデメリットですね。
因みに燗酒は100%湯煎派でして、手順としては片手鍋に底から3cm程度まで水を入れ沸騰させます。
沸騰したらIHのスイッチをOFFにし、酒の入った"空き缶"をINします。
この時湯煎前の"空き缶"内に常温酒が入っていれば3分で大体50~55度、冷酒が入っていれば40~45度まで温まるので足りなければもう1~2分程度湯煎すれば飛び切り燗付近まで温度が上がります。
と言う事で以上"空き缶"の紹介でして以下酒の感想。
・割と軽め。
・米の旨味アリ。
・辛め。
・スッキリはせず後に残る。
・アルコール感あり。
常温。
旨味が目立つ。
56度の飛び切り燗→37度の人肌燗まで燗冷まし。
55~44度ぐらいまではバランスよく旨味と甘味が増しつつ主張し過ぎない辛さを感じられました。
ただ、38度まで下がると今度は逆に雑味っぽい何かを感じました。
よって、冷酒も捨てがたいのですがオススメは常温か、50度前後の燗酒ですかね。
新潟県新潟市南区はウオロク白根大通店を訪問して購入(720mL税別760円)。
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