十二六(武重本家酒造:長野) どぶろく 甘酸泡楽
精米歩合70
アルコール5%
日本酒度-100
米、米麹、水で作って濾さなかったもの、濁酒ですな。
外観:
真っ白な強いにごり。
清酒のにごり酒と違って、ツブツブ感がすごい。
酵母が生きているということで、蓋に穴が開いてた。
巻いてある紙を取ったら、少し吹き出たのか白く固まった内容物が蓋についてた。
香り:
ほとんど感じられないが、わずかにお米の香りがする。蒸したお米、ヨーグルトのような乳酸系の香り。
味:
飲み口はとろりとしていて軽やか。
やわらかでとろりとしたお米の甘味、中盤あたりからやわらかな乳酸による酸味が広がる。発泡はあまり見られなかったけど、舌にシュワシュワした刺激もある。
残った米粒を噛み潰すとシュワシュワを感じるようなのが面白い。
甘酒をごく微炭酸にして、昔ながらの駄菓子のラムネを少し砕いて入れたような、そんな印象を受けた。
日本酒度は-100だけど、酸味がいい感じに甘さを相殺しててとても飲みやすい。
この甘酸っぱさ、いいですね。