1625年創業、石川県金沢市で最も古い歴史をもつ酒蔵である福光屋が醸す「加賀纏」。「旨くて、軽い」をめざす福光屋らしく、華やかな香りと米の旨みが感じられる純米大吟醸酒だ。福光屋を支えるのは、霊峰白山から流れでる「百年水」と、農家と土づくりからこだわってつくった高品質な酒造好適米。2001年からは蔵でつくるすべての酒を、アルコールを添加しない純米造りに切り替えているため、より米本来の個性が酒質に反映される。2008年からは有機栽培米をつかうなど、素材一つひとつを選びぬき、日本酒本来のおいしさを追求した酒造りに挑戦する。もともとは「福正宗」を代表銘柄にもっていたが、現在はさまざまなラインナップを展開し海外でも評価を受けている。また、長年の米発酵技術をいかした化粧品や食品開発などにも幅広く取り組む先進的な酒蔵だ。
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加賀纏の酒蔵情報
名称 | 福光屋 |
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特徴 | 福光屋(ふくみつや)は江戸時代初期1625(寛永2)年創業の、金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵である。前身であった酒蔵を、安永年間(1772〜1780)に福光町から金沢へやって来た“塩屋 太助”が買い取ったのが始まりとされている。七代目が「塩屋」の称号を、先代の出身地の名をとって「福光屋」と改めた。銘酒は「福正宗」が長らく知られ、地元ではナンバーワンのシェアを持ち、かつては金沢の文豪、室生犀星も愛したお酒としても知られている。酒造りの特徴は、霊峰白山の麓より百年の歳月をかけて辿り着く豊富な仕込み水を贅沢に使用し、1960(昭和35)年から各地の生産農家と土作りから共に取り組む契約栽培がある。2001(平成13)年より全て純米造りに変え、出荷量が生産高万石単位の酒蔵では全国初の試みとして業界内外で大いに注目を集めた。1990年代からマルチブランド政策を打ち出し、「加賀鳶」「黒帯」「百々登勢」など次々と基幹となるブランドが誕生。若年層や女性などにも好まれる日本酒を積極的に開発している。「伝統は革新の連続」を信念に持ち、長い歴史のある酒蔵だが歴代の蔵元はその時代の変化をしなやかに受け止め、基本は受け継ぎながらも、時代にあった酒を世に送りだしている。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 福正宗 加賀鳶 黒帯 百々登勢 風よ水よ人よ 鏡花 初心 酒炭酸 瑞秀 武士の一献 ドミニク・ブシェ 六瓢息災 加賀纏 ITAYA フロム・ザ・セラー(FROM THE CELLAR) コウノトリの贈り物 生冷 KIREI 禱と稔 金沢美人 碧龍 加賀桜月 そして伝説へ |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 石川県金沢市石引2丁目8−3 |
地図 |
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