副将軍 大吟醸
原料米:山田錦100% 精米歩合:50% アル度数:15
酵母:M310 日本酒度:非公開 酸度:非公開
製造:2023.05 ネット購入 3,300円 (1800ml)
1. 吟醸香: C (A.明快な主張 B.そこそこ有り C.特徴弱い)
一応りんご様。ややマジックインキ(イソアミル系)の臭いを感じる。
2. 甘さ、酸味、苦み
最初の一口、明らかな辛口を感じる。SAKETIMEでは今まで純米酒の芳醇系で甘系が多かったので自分には新鮮な印象である。発泡性は無い。苦みは少し。甘みも酸味も奥の方に(前面にでていない)ある。
3. 淡麗か芳醇か
サラッと淡麗。
4. 総評
スッキリ辛口が主柱。典型的なアル添調整でサラッとまとまっている。しっとりした芳醇系とは無縁。M310の酸味がもう少しあるかと思っていたが抑制気味の甘みで特徴の薄い淡麗の辛口。
M310は協会酵母10号(明利/小川酵母)の突然変異で生まれたもので、明利酒類が抽出したものだがやや酸味のあるしっとりした酒質かと思いきや、アル添でサラッとした辛口に納まっている。主張の強いW(渡辺酒造)の対局にある酒質である。副将軍吟醸酒(M310と明記無い)はお店で何度か飲んでいたが、大吟醸も酒質はほとんど同じである。明利酒類は社名からも分かるように酒類を多く扱っている。高濃度エタノールや除菌アルコールなども手掛けている。きっと純米の大吟醸酒にこだわる理由が無いのだろう。
5. また買うか: C(A.買う B.買うかも C.買わない)
特定名称
大吟醸
原料米
山田錦
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:辛い+1