高級日本酒ブランド「TAKANOME」
【詳細】
・2022年12月7日購入
・価格:15,400円(送料・税込)
・生産地:山口県
・お米:山田錦100%
・アルコール度数:16%
・内容量:720ml
・製造元:はつもみぢ(山口県)
・毎週水曜日夜9時からオンラインのみで販売している
幻の日本酒と呼ばれる「TAKANOME / 鷹ノ目」でございます!
ずっと気になっていましたが、週1販売なので購入のタイミングが合わず、やっとこさで予約販売にて購入。
価格も価格ですが、HPやSNSも一通り拝見し、年末のボーナスも無事入ったし、ポチッとさせていただきました…(1万円越え!!)
広告でも流れているのは見てて、カンヌ国際映画祭やアメリカのパーティでも振る舞われていたりと、日本酒っぽくない動き方をしている注目の日本酒ですが、(笑)
オンラインのみでの販売なので、価格もあって、ネットショッピングに慣れない方は迷われる方も多いのでは。ということで、箱開封から全てレビューしていきます。
いわゆる、開封動画ならぬ、開封テイスティングレビューです☆
その前に。。。
時間ない方向けにサマリー!
・外見がカッコいいので、スペシャルな日や大事な方へのプレゼントには大変おすすめの素晴らしいお酒
・味わいは、日本酒の辛い印象とかアルコールのツンとくる感じもないので、日本酒を普段飲まない方も含め、幅広く飲んで好んでもらえると思う
・BBQとかホームパーティとか複数人であつまるイベントごとにも会うはず
・コスパ的に一人家飲みだとかなり贅沢かも
・無濾過生原酒で、保存方法は要冷なので取り扱い注意。
・720mlなので、1日では飲みきれず、開封して後日(4-5日後くらいかな?)に飲んだら、美味しくないわけではないけどやや香りと味わいのフレッシュさが欠けて少し物足りない感じも。
(お米の旨味はしっかりあるので、逆に玄人はこっちが好きとかいうかも?)
・おちょこよりは、グラスがおすすめ。
おちょこだと良くも悪くも、日本酒ぽさが強調される印象持ったので、おちょこでぐいっと飲むより、グラスでゆっくりと味わいたいお酒。
・料理は、個人的な感想ですが、チキン料理。和風よりレモンとか絞った洋風な方が好ましい。夏だったらフレッシュなカルパッチョとかとも良いかも!!
甘いので、お寿司も人によっては△かも?
〜〜〜〜
ということで、サマリーは以上になります。
それではいざ!開封テイスティングレビューへ、レッツゴー!
さてまずは、箱から。
白い「TAKANOME」のロゴ入りの段ボールに入って到着。シンプルイズベストです。
発送は佐川のクールで届きました。
保存は要冷蔵とのことですので、受け取って放置、なんてことはないように。
(箱は気づいたら捨てていたので、画像4枚目は公式ページから拝借しました、すいません!)
HPやSNSの掲載のように美しい外箱。時々、オンラインと実物のクオリティに突っ込みたくなる商品もありますがこちらは期待通りという感じ。
素材は和紙のような少しざらざらとした感触で、色は実は真っ黒ではなく、少し霧?がかったようなデザイン。
これはオシャレ男子のハートも射抜けそうな、オーラとパッケージですな。
ただ、使い道が、、、流石に数日置いといて捨てました。。。
もったいないけど、ブランド的にはああいったオーラのある外箱は大事だよね。
差別化にもなるわけだし。ギフトにはもってこいか。
さてビンを取り出します。
ラベルも外箱同様の素材。和文化を踏襲しているようでこだわりを感じれます。
後ろには「本質を見極めれば自ずと答えは見えてくる。」と「3つの味わいの特徴」がプリント。
日本酒ぽさも、ワインぽさもない、ラベル、新鮮です。笑
冊子も同梱されていて、ブランドの背景、商品詳細、開発者の熱いメッセージなどが記載されています。
ググったら、開発者はなんと現在20代!若い!そしてメッセージが熱い!
こういう若者は天然記念物かと思っていたけど、まだまだ日本も捨てたもんではないです。
あとユニークなのは精米歩合は非公開。賛否ありそう。
といいつつ、私は、美味しかったらなんでもいい派ですが(単純)
さてさて、味わいへ。
グラスは赤ワイン用。
開けるとフルーティで甘い香りが上がってきます。
パイナップルのような香りとはまさにこれか!
ふわっとした白い系の花の香りも。
大きめのグラスを準備して大正解。
さて、飲んでみます・・・
飲みやすい!という第一印象!
フルーティーだけど、程よくアルコールのキレもあり、バランスが非常に良い。
もう一口。
トロッとした口触りが心地良い。
これは料理はあまりいらないかもしれないです。
温度による変化も結構あって、冷蔵庫から出したて、少し時間がたったあと、常温とその変わり映えも日本酒好きにはハマりそう。
ただ、しっかり甘みもあるので、食中酒より、前や後の方が個人的には好みだった。
余韻は中程度。甘めのお酒だけど、全く嫌味はなし。
せっかくなので、後日おちょこでも飲んでみました。
アルコールと米の旨みがより広がりますが、少し酸味が立っていたので、グラスとはまた違った印象でした。
飲み比べも楽しいかもです。
ちなみに、、、この日は、一流中華のソムリエとしても活躍する友人と飲んだので、彼からもワイン的なレポートをいただいたので最後にシェア。
■色味
透明だが、黄金色が伺える
■香り
甘酸っぱいフルーツの香りが印象的
お米の若々しさと甘味
香りに柔らかみを感じる
■味わい
甘味とほろ苦さのバランスが◎
粘性:高め
鶏肉や冷菜全般
余韻:8秒程度
お米の味わいの表現がさすが!今は、お店では飲めないのかな?将来的にはレストランでもプロの料理と合わせて飲みたいな、なんて。
HPを色々と覗いていたら、酒ソムリエ・赤星慶太さんという方は、
「鷹ノ目の甘酸っぱさは酢豚などの中華料理にもよく合います。その場合は、平盃のような大きい器などで、ゆっくりとすすりながら飲んでいただく。そうするとより複雑な味わいになり、濃い味の料理によくあいます」とも記載が。
うむ。ぜひ彼の料理とも合わせたい!
さてさて、そんなわけで、開封テイスティングレビューは終了♪
年に数回の贅沢で嗜みたいお酒でした。
最近は海で沈めた海底熟成という商品もあるようで、、、
なんとなんと新進気鋭らしく、色々尖ったことやっています。笑
毎日日本酒を飲む玄人は、感動するかはわからないけど、間違いなく美味く、そして個性的な酒。
鷹ノ目は価格を考えると、手が出しづらいのはあるかもしれないけど、拘りも随所に感じれましたし、そういうカテゴリーのお酒もあって良いですね。贅沢な時間でした。
原料米
山田錦
酒の種類
無濾過 生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1