龍勢 生酛 備前雄町 特別純米
今はなき清酒品評会、1907年に開かれた第1回目で栄えある優等賞1等に輝いた龍勢。
その味を現代に復刻させたと見聞きし、ずっと飲みたかった1本!
軟水醸造の祖・三浦仙三郎氏の功績もあり、この第1回品評会では灘や伏見の銘酒を差し置き、広島酒がランキングを席巻したそう!
竹原にはマッサンで有名な竹鶴さんも。
西条だけでない広島酒。
安芸津も呉も、いつかは酒蔵巡りしたいなぁ。
2年の貯蔵期間を経ているだけあり、グラスにはうっすら黄みを帯びた色。
上立ちは瓜、バナナの香りに少しセメダインを感じます。
含むと若干ですがひね感というか漬物感。
ファーストタッチは渋み、そして苦味へ。
甘味はあまり感じません。
生酛由来の複雑さとキュッとした酸味。
雄町らしい旨みをほのかに感じつつも、
意外にドライでスッキリ!
これは燗映えしそうな雰囲気がプンプン。
出でよ神龍!熱さで眠っている旨みを呼び起こせ!!
…香り怒涛のセメダイン!!!
あ、旨み少し増したかな。
んー、でもそれ以上に何か酸っぱくなりました。
冷やのほうが良かったかも(笑)
100年超の歴史を刻んだお酒を理解するには、僕の舌が未熟でした!
まだまだ修行が足りん!と言われた気分(笑)
亀の甲羅を背負って精進します!
特定名称
特別純米
原料米
雄町
酒の種類
生もと
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通