黒ばくれん 生酒。
コレめちゃ旨い!上立ちは大辛口を予感させるアルコール感がキリッと立った吟醸香なんですが、ファーストアタックは何とも優しい甘味。つき立てのお餅のような甘旨味が口一杯にフワーッと広がります。うまーい!と思わず声に出てしまう旨さ^ ^ そして中盤からはグググーッと辛味が押し上げてきます。かなりの強辛味が、ピリピリと言うよりはビシッと舌を刺激したあと、初めて経験するくらいの切れ味でスパッとキレていきます。これは旨い!& 面白い!くどき上手の純米吟醸と火入れのばくれんを個人的な好みに合わせてブレンドしてくれたような有難いお酒^ ^ 旨味が本当に上質だし、キレが良すぎて止まらない!度数の高さなどお構いなしに一升瓶がみるみる減ってしまいます。ヤベーヤベーですよ、本当^^;
2日目。
口開けに比べるとほんの少し抑え気味ではあるものの、やっぱり入りは甘旨味から。全く不自然さを感じさせない仄甘くてクリーミーな旨味に、嫌味にならない程度に酸も絡んでてもう、ウマウマです。それをぶった斬る辛味にも変な苦味渋味がなく、圧倒的なキレの良さだけをもたらします。こう来られると飲み手としては杯を重ねるしかないですねー、もう楽し過ぎます^ ^ これ知ってしまうと火入れのばくれんにはちょっと手が伸びなくなっちゃうかな…と、今日は余韻にほんのりアルコールが残りますね。気にするほどでもないですが。あーあ、もう空になっちゃいました。亀の井酒造さん、エグい酒造るなぁ〜^^;
補足になりますが、個人的にほんのり上質な甘味があれば十分と感じるタイプなので、その感覚で甘い旨いと宣っています。なのでそれほど甘味の出力が高いワケではありません^^;