「しもふりロ万 純米吟醸 うすにごり原酒 一回火入れ」
先日、青春時代を過ごした岡山・倉敷に、ひっっさしぶりに嫁さんと旅して来ました。
変わったモノ変わらないモノ。
色んな場所に色んな思い出がたくさんあって、懐かしく、そしてなんだかちょっぴり切ない岡山。
今日はhayaさん御用達の岡山の酒屋さん、ワインと地酒 武田さんで購入した中の一本。
コレは何気にお初だったヤツ。
しもふりロマン?
しりふりマロンて犬みてぇだな。
岡山の酒ちゃうんかい、というツッコミは無視して開栓。
ロ万って甘~いイメージなんだけど、コレはスッキリしたブドウ的甘さとほろ苦さが好印象で、まあ飲みやすい。
キュッとなるような酸味は無いんだけど、いい感じのガス感と旨味の詰まったオリが綺麗に〆てくれます。
そしてやはり花泉独特の風味がイイ仕事をしてますね~。
コレはうんまいです。
唯一無二ではないんだけど、居酒屋で置いてたら最初にたのんでしまいそうな乾杯酒。
そしておねいちゃんにガブ飲みさせて酔っぱらわせて…以下自主規制。
岡山時代、我が家のように毎週毎週何年間もカノジョと通った喫茶店。
もうとっくに閉店してマスターもママさんもいなくなったと訊いていた店。
もう無いかもしれない。
それでも思い出巡りを、と前を通ってみたら、もう誰もいないのに少し歳をとった姿でひっそりと二人を待っていてくれました。
一気にタイムスリップしたその懐かしい光景に、横にいる妻になったカノジョの目に少し光るものが見えた気がした初秋の岡山でした。