「直実」は埼玉県熊谷市に蔵を構える権田酒造の代表銘柄。その名は平安末期~鎌倉期の武将、熊谷市ゆかりの熊谷直実公に由来する。創業は江戸時代後期の1850年、現当主は6代目の権田清志氏。地元愛並々ならぬ熱情の蔵元、そして社交家として知られ、“人の集まる酒蔵”を理念にする。30年以上も続く毎年恒例の「日本酒を楽しむ集い」には、県内外から300名ほどが詰めかけ、夫人手作りの料理で「直実」を楽しませる。 酒造りには地元産の米を中核に使い、特定名称酒のほとんどに埼玉県開発の酒造好適米「さけ武蔵」を使用。味わいには総じてどっしり感があり、一本筋の通った媚びない酒質といえる。なかでも特別純米酒や特別本醸造は、骨太ながらふくよかできれいな後味。冷やしてもいいが燗酒にして真骨頂を発揮する。2017年には修業先から長男が戻り、熊谷人の誇りとなり得る「直実」をめざして、権田蔵元の酒造りには一段と力がこもる。(八田信江)
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直実の酒蔵情報
名称 | 権田酒造 |
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酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 清太喜 直実 ブルーサーマル |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 埼玉県熊谷市三ケ尻1491 |
地図 |
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