末廣 （すえひろ）

日本酒３種飲み比べセット🍶
日本橋ふくしま館MIDETTE🍶

2023 0715
☆☆☆☆

末廣（すえひろ）

伝承
山廃純米
山廃の元祖蔵
会津の酒
杜氏 津佐 幸明
精米歩合 60%

末廣酒造
福島県 会津若松町

出来立て夏酒🎐
酒蔵に行ったら、高級酒まで惜しみ無くめっちゃ試飲させていただきました😋
改めて今日呑んだら甘く感じた🍶でもスーッと入っていきます✨

末廣　しぼりたて　純米吟醸
香りは花のように甘く華やか。柔らかな口当たりから程よい酸味が立ち上がり、後はスッキリともたれない旨みが広がります。刺々しさのない上品な苦味の余韻も心地よく、飲みやすいお酒でした。

末廣 純米吟醸

新幹線で飲む予定でしたが、思ったより時間が無かったので、自宅で開栓。
ハーブや花を思わせるフルーティーな香り。
口にすると香りがフワッと広がり、そのまま香りだけ残して消えていく。

末廣　伝承山廃純米　300ml 528円(税込)


旅のお供シリーズぅぅ〜👏👏👏　　　
番外編　会津五桜紀行編　③虎の尾桜

末廣酒造さんの博士蔵もある会津美里町の三重の塔で有名な法用寺観音堂前にある桜で、おしべが花びら化する珍種の桜です、古いお寺の厳かな雰囲気と桜のコントラストが素晴らしいです👍🌸

お酒の方は見た目は少し黄色くていつもの雪冷えではわりと強めの乳酸の香りがします😊

口に含むと乳酸と米の旨みとほのかな甘みがあり美味しいです😋

「山廃」の創始者、嘉儀金一郎(かぎ　きんいちろう)氏が大正初めに3年間末廣酒造さんに来て山廃造りの試験醸造を行ない、 山廃造りを伝えたそうです。

本日のアテはししゃもです、レモン汁をかけて頂きました〜🐟😋

末廣

末廣　雨傘　純米吟醸生
蔵元がある会津地方の伝統農法で作られた五百万石を酒米に使用。甘みのある口当たりに続いてしっかりとした辛味のインパクト。お米の旨みがたっぷりで、後口の苦味のキレも上々でした。一日置いたら飲み口が柔らかく落ち着いて、一層美味しくなりました。ごちそうさま〜

日本酒はラベルを見ただけだとどんな味か分からなかったり飲んでみても味わいが簡単には説明できないお酒もある。
日本酒以外にも色んな選択肢がある中でどうこれからの飲み手に応えるべきか。
日本酒とは歴史と伝統が紐づいた複雑な美味しいを味わう世界でもあるけど複雑じゃなくてもいいし語れる知識なんてなくてもいい。
日本酒を楽しみたい心があればOKと言う気持ちから生まれたお酒がこのSimpleシリーズとの事です(裏ラベルをざっくり要約)。

実はこの“さっぱりすえひろ”はシリーズ第2弾だそうで第1弾として“あまいすえひろ”と言うのがあったみたいです。
で、本作のコンセプトは辛口には興味あるけど辛口ってどんなのか分からない、そんな人に向けたお酒で辛口をさっぱりと解釈し、飲みやすい美味しいさっぱりを造り上げたとの事。
一旦辛口は置いておいてさっぱりを感じてほしいと言う一品だそうです。
辛口は置いておく、りょ、さっぱりを感じましょう。

感想です。
・辛口。
・ドライ。
・さっぱり。
・匂いあまりなし。
・旨味とかそーゆーのあまりない。

あ、うん、ちゃんと辛口だし分かりやすく辛さにステータス振った感じですね。
確かにこれは辛口ってどんなん？って人にはいいかもしれませんね。
個人的には同じ末廣でも過日レビューしたSAKE BOXXの方が好みではありますがこれはこれで好きですよ。
楽しみたい心を大切にとこれからの飲み手を第一に考えてこのお酒を開発した蔵の心意気だけでも満点です(☆5.0は出しませんが)。

因みに第3弾の発売も決まっているようで次は“あまずっぱいすえひろ”が4月に発売となるそうです。
このさっぱりすえひろと販売チャネルが同じであればお買い求めは末廣酒造嘉永蔵やオンラインショップ、福島県内のベニマル各店、地酒の森のエスパル福島店と郡山エキナカ店まで是非。

福島県南会津郡南会津町はヨークベニマル田島店さんを訪問して購入(500mL税込990円)。

#複雑な美味しいを味わうって表現にシビれる
#MEN TIME
#豚山
#大ラーメンニンニク野菜少なめカラカラ
#たまには資本系も悪くはない

甘味の中に残るは苦みか辛さか。春の風に、ぬる燗でいただく。春は不安な季節でもある。杯に桜のはなびら。じっと見つめて、酔いつぶれるでもなく、ただ漂うばかり。不安は消えるわけでもなく、ただ引き延ばされるばかり。でもどこまでもどこまでも薄く引き延ばして、またお酒をいただく。ふむ。