新政 No.6 S-type
率直に言うと次元の違う味わい
香りはあくまで日本酒といった様子だったが、口に含んだ途端豊かで鮮烈な味わいが口いっぱいに広がった。
日本酒というより白ワインのような味わい。
ただ飲んだ直後は、あくまで日本酒の枠から外れた味わいであって、私の好みではないと感じた。
しかし、その後違う日本酒を飲んだらどうか。
それまで豊かに味を奏でていた他の日本酒がひどく薄っぺらく感じてしまう現象に陥った。
私がこれまでクラシックと思っていた演奏は、実は場末のスナックで流れるジャズであった、そう感じてしまうような衝撃だった。
好みかどうかに限らず、一口飲めばその表現力に脱帽する一本である。
酒の種類
生酒 原酒 生もと
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:甘い+2