辻本店によって醸される新しいシリーズ「GOZENSHU9」は、杜氏になった辻麻衣子さんと9人の蔵人によって企画された。このチームは、酒質の設計からデザインに至るまで、すべてを共同で立案している。彼らの作り出す日本酒には、「おやっつあん(父親)の味や技術を受け継ぎつつ、自分たち自身の酒を創りたい」という情熱が込められている。「GOZENSHU9」シリーズは、岡山県産の酒米「雄町」を唯一の原料として使用しており、その特徴は「菩提もと」による乳酸系の酸が際立っている。この伝統的な醸造方法を採用することで、独特の酸味と深い味わいが生まれ、日本酒の新たな可能性を示している。
GOZENSHU9のクチコミ・評価
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GOZENSHU9の銘柄一覧
銘柄 |
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GOZENSHU9 レギュラーボトル |
GOZENSHU9 ホワイトボトル |
GOZENSHU9 ブルーボトル |
GOZENSHU9 ブラックボトル |
GOZENSHU9 スパークリングボトル |
GOZENSHU9の酒蔵情報
名称 | 辻本店 |
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特徴 | 岡山県真庭市勝山。このあたりは古くから宿場町として栄え、二万三千石、勝山藩の城下町であった。蔵の脇を流れる旭川では、かつて多くの高瀬舟が往来して人や物資を運び、かつての賑わいを物語る船着場跡も残る。勝山藩御用達の献上酒として「御膳酒」の銘を受けていたのが、その名を現在の代表銘柄に残す、辻本店(つじほんてん)である。創業は1804(文化元)年で、一般には「萬悦」の銘柄で親しまれていた歴史がある。岡山県産の雄町米を全量使用し、旭川の伏流水を地下から汲み上げて使用。地元の素材を地元の技で醸すことをこだわりとし、味わいも古来より冬の寒さが厳しいこの地で求められたというすっきりした辛口が持ち味。酒造りだけに留まらず、1989(平成元)年には、古い酒蔵を改造して「レストラン西蔵」をオープンさせるなど、酒と食と文化の発信地としての道を歩んでいる。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 御前酒 炭屋彌兵衛 GOZENSHU9 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 岡山県真庭市勝山116 |
地図 |
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