1875年に埼玉県川越市新富町で創業した、小江戸鏡山酒造の代表銘柄「鏡山(かがみやま)」。2000年に一度その歴史に幕を閉じたが、酒蔵の復興を願う声が高まり2007年に再スタートを切った。現在は年間出荷量約400石ほどの規模で、南部流の伝統技術を引き継ぎながら丁寧な手造りの酒造りを行う。仕込みには秩父連峰からの伏流水と、埼玉県オリジナルの酒米「さけ武蔵」をはじめとする厳選した酒米を使用する。「さけ武蔵」を使って醸した「鏡山 斗瓶取り雫酒」は、全国新酒鑑評会で金賞を受賞し、その名を全国に知らしめた。磨くのが難しい「さけ武蔵」を精米歩合35%まで磨き上げることに成功し、最後まで一滴ずつ絞って瓶詰めすることで、上品な香りと雑味のないクリアでまろやかな味わいに仕上がっている。キリッとした辛口の風味が、どんな料理をも引き立てる至極の1本だ。
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鏡山の酒蔵情報
名称 | 小江戸鏡山酒造 |
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特徴 | 「小江戸」の愛称で知られる埼玉県川越市は、江戸時代の建物が数多く残る埼玉県随一の観光地であり、蔵造りと呼ばれる土壁造りの建物が並ぶ、”蔵の町”としても知られる。秩父山系の伏流水が流れ込むことから、それを仕込み水として古くから酒造りが盛んであった歴史を持つ。ここ川越にて唯一の酒蔵が小江戸鏡山酒造(こえどかがみやましゅぞう)である。小江戸鏡山酒造は復活蔵であり、前身は1875(明治8)年創業の鏡山酒造。伝統的な酒造りを行う蔵だったが、後継者の不足から2000(平成12)年をもって長い歴史の幕を閉じてしまう。蔵の町に酒蔵が無くなったことは大きな衝撃であり、復活を望む市民の声は大きく、集った有志たちによって2007(平成19)年にテニスコート1面分ほどの小さな蔵ではあるが復活を遂げた。品質第一の少量仕込、麹は箱麹・蓋麹に限る、醪は袋搾りに限るなど五つの約束を掲げた少数で丁寧な造りは評判を呼び、全国新酒鑑評会では金賞に輝くなど、その品質は早くも高く評価されており、今後も注目の酒蔵である。 |
銘柄 | 鏡山 時の鐘 小江戸 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 埼玉県川越市仲町10−13 醸ん楽座 1F |
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