青森県弘前市の六花酒造が、創業300年の歴史を経て酒造場を岩木山麓に移転し、新たに立ち上げたブランド「杜來(とらい)」。「これまで繋いできた酒造りのこだわりを未来へ」という想いが込められており、味わいも幅広いラインナップを展開する。六花酒造は、青森県にあった3つの蔵元「高嶋屋酒造」「白梅酒造」「川村酒造店」が集まり、1972年に生まれた酒造。蔵の近くには岩木川が流れ、豊富な水と豊かな土壌で造られた米を仕込みに使用する。現在は三季醸造を採用し、常に新鮮な搾りたての酒を届けることをめざす。伝統を守りつつ、革新的な酒造りに挑戦する。「純米酒杜來」は、青森県産の「華吹雪」を使用した純米酒。柑橘系の香りが特徴で、米本来の味わいとすっきりとした喉ごしが楽しめる飲み心地の良い1本だ。