青森県弘前市の六花酒造が、創業300年の歴史を経て酒造場を岩木山麓に移転し、新たに立ち上げたブランド「杜來(とらい)」。「これまで繋いできた酒造りのこだわりを未来へ」という想いが込められており、味わいも幅広いラインナップを展開する。六花酒造は、青森県にあった3つの蔵元「高嶋屋酒造」「白梅酒造」「川村酒造店」が集まり、1972年に生まれた酒造。蔵の近くには岩木川が流れ、豊富な水と豊かな土壌で造られた米を仕込みに使用する。現在は三季醸造を採用し、常に新鮮な搾りたての酒を届けることをめざす。伝統を守りつつ、革新的な酒造りに挑戦する。「純米酒杜來」は、青森県産の「華吹雪」を使用した純米酒。柑橘系の香りが特徴で、米本来の味わいとすっきりとした喉ごしが楽しめる飲み心地の良い1本だ。
杜來のクチコミ・評価
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杜來の酒蔵情報
名称 | 六花酒造 |
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特徴 | 青森県弘前市に位置する六花酒造(ろっかしゅぞう)は、1719(享保4)年に創業した高嶋屋酒造が前身の、300年以上の歴史ある酒蔵である。1972(昭和47)年に高嶋屋酒造を含む弘前市の蔵元3蔵が合併したことで六花酒造が誕生。広大な土地に大規模設備を有し、当時の定番であった本醸造酒を中心に製造。甘い酒が好まれるという青森において、すっきり辛口を造るというこだわりで、津軽弁で「頑固者」を意味する『じょっぱり』と名付けた酒は六花酒造の代表銘柄となり、青森県内において高い知名度を誇ってきた。2023(令和5)年には本社の移転という大きな決断をしたことも話題に。築50年以上の酒蔵から岩木山麓の弘前市宮地に直売所併設の醸造所を新設した。これまでの大規模工場での製造から純米酒が主体の少量高品質にこだわった酒造りへシフトチェンジ。代表銘柄「じょっぱり」を廃止し、新たに新銘柄「杜來(とらい)」を誕生させた。地元青森の米や岩木山の伏流水は勿論のこと酵母、菌まで地元産にこだわった『青森テロワール』を表現した酒造りは、「杜來」初の青森県新酒鑑評会にて純米酒部門で金賞を受賞している。併設の直売所では限定のできたての生酒などが楽しめる。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | じょっぱり 津軽海峡 華思い 龍飛 蔵子 ひとひら こけしワンカップ 蝦夷山海 杜來 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 青森県弘前市向外瀬豊田217 |
地図 |
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