2016年に創業100周年を迎えた富美菊酒造(羽根屋)の代表銘柄「富美菊(ふみぎく)」。酒名には、菊の富山県富山市に蔵をかまえる。小規模ながら各工程でしっかりと手間をかけて丁寧に醸すことにこだわる、品質主義の蔵元だ。富美菊酒造の酒造りをリードするのは、蔵元杜氏の羽根敬喜(はね けいき)氏。品評会用の酒と市販酒の造り方が違うことに疑問をもち、全量を大吟醸と同じ造り方にすることに挑戦。地元で採れた良質な酒米は限定給水法で、少量で手間と時間をかけて処理し、少量でより旨い酒をお客様に届けることを大切にする。仕込みには日本の名水百選にも選ばれる、立山連峰からの常願寺川水系の天然水を使用。醸されたお酒は瓶詰めした状態で低温保存することを徹底する。こうして丁寧に醸された「富美菊NEXT 純米吟醸」は、ふくよかな吟醸香と米の旨みがしっかりと感じられ飲み応えのある1本だ。
富美菊のクチコミ・評価
富美菊が購入できる通販
富美菊の酒蔵情報
名称 | 富美菊酒造 |
---|---|
特徴 | 標高3000mクラスの立山連峰から、たった30kmで天然の生簀、富山湾へ。平均斜度10%の急勾配を雪解け水が流れ下る富山平野。一級河川が5水系もあり、水質の良い水が潤沢に流れる。立山連峰から富山平野まで、冬場の降雪が非常に多く、低い気温は寒造りに最高の環境となり、きれいな酒質を生む。 富山平野の真ん中を貫く神通川沿いにで、少人数の酒造りを続けているのが、「羽根屋」富美菊酒造。1916(大正5)年の創業で、先ごろ創業100年を迎えた。四季醸造を行なっている。すべての酒造りで、大吟醸と同じだけ手間をかけるのがモットーだ。 また、酒造技術は酒米の種類を超えられると、酒米に依存した製品ラインナップ構築という安易な製品設計をせず、酒の味わいで選ばれる酒をめざす。だが、最近は特別な酒米、「越中山田錦」をうたった酒も醸している。東京農大卒の蔵元杜氏の技にも磨きがかかってきた。創業時、菩提寺住職が命名した「富美菊」の「菊のように香しく、美しい富山の代表酒たれ」との意を汲み、富山を代表する酒をめざして、日夜切磋琢磨している。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 富美菊 羽根屋 銀嶺雷鳥 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 富山県富山市百塚134−3 |
地図 |
|