(開栓20年12月5日)
お蔵は富山西南部の、五箇山。個人的に好んで呑む銘柄です。
ただ、今回は色々状況はよろしくない。
「ひやおろし」とあるが、どーも時期的に在庫処分な感じ。製造は「9月」と、長く見て3ヶ月も経過しているので「ひやおろし」としての扱いは難しいか?量販店で購入。
『三笑楽ひやおろし山廃純米吟醸』。精米60%、アルコール17度。
色は無色透明。
酒温度はこの時期の常温、10℃。
上だちはやや尖った香り。木香様臭との指摘が付きそうなギリギリのところ。個人的に好みな、独特の線香様な香り。こもった香りというか…独特の酸味と。あぁ、誰か「熟したパイナップル」と評してたな。其れだ。
味は純米らしく甘やかであるが、元ひやおろしであるせいかキリリと締まる。程好い熟成が効いてか渋みは感じないものの、保存の良さか甘ダレてもいない。意外な香味のバランス。
…いや、管理の良さから、元々良酒のものがここまで生きたのかも。
ともあれ、拾い物だった、「もうちょっと安く売れんのか」と量販店で思ったのは訂正したい。
☆☆☆★★★☆☆☆★★★
個人的には高評価したいが。
今回はちょっと評点し辛い。小容量ほどコスト高だし……。
☆☆☆★★★☆☆☆★★★
最初は「時期終わりの限定品」をレビューする気は無かった。270mlだから軽い寝酒の積もりで購入したのでした。
あー、一升瓶で押さえたかったなぁ(笑)。
能登某所の、みそまんじゅうと頂きました。あっという間に無くなりました、ハァ(悲)。燗する余裕も無し(笑)。
特定名称
純米吟醸
酒の種類
山廃
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通