有磯 曙 純米生酒。
上立ちは青リンゴに西瓜の皮。含むと薄くセメを感じます。ひと口目がけっこう酸っぱい!レモン果汁入りの乳酸飲料みたい^^; 最初は特に、他の要素に対して酸味が明らかに強いのでそう感じます。徐々に甘味や辛味、苦味などが顔を出して来るので、しばらく経つとそれなりに落ち着きます。ただ雑味の多さに対して芯になる旨味が弱く、少々まとまりに欠ける味わい。ちょっとハズしちゃった時のモダン仙禽に似た印象です。この感じは予想外でした^^;
3日目。
口開けよりは落ち着いています。甘辛中庸で、まだ少し乳酸っぽいやつの主張はあるものの、嫌味になる程ではありません。旨味はしっかり出て来ました。その中に豆を炒ったようなちょっとクセのある芳ばしさを感じます。色んな表情を見せてくれるお酒ですが、どれも私の好みからはちょーっと外れてて…何だかボヤけた印象のまま終わってしまいました。前々から気になっていた酒蔵だし、大阪に出れば取扱店もあるし、また機会があれば次は別ラインの初嵐をやってみようと思います^ ^