1923年に設立された岩手県釜石市の浜千鳥酒造によって造られる「浜千鳥」(はまちどり)は、滑らかな口当たり、深い風味、そして素早く消える後味が特色の日本酒だ。陸中海岸で捕れた新鮮な海産物や、北上山地の山菜などと相性が良く、これらの食材を使った料理と共に飲むことで、その味わいが一層引き立つ。「浜千鳥」の吟醸酒は、フルーティな香りが特徴で、繊細さの中に深みを感じることができる。一方、純米酒は穏やかな味わいが特徴で、本醸造は冷やでも燗でも楽しむことができ、さらりとした飲みやすさがどんなお料理にも合う。これらの特徴により、「浜千鳥」は多様な食事シーンでの日本酒として重宝されている。
浜千鳥のクチコミ・評価
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浜千鳥の酒蔵情報
名称 | 浜千鳥 |
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特徴 | 岩手県釜石市に唯一ある酒蔵が浜千鳥(はまちどり)である。「自然とひとつになった酒造り」をコンセプトに、三陸沿岸の港町ならではの海の幸や、山の幸に合う銘酒を醸す酒蔵である。創業は1923(大正12)年、地域の名を取った「釜石酒造商会」という名だったが、2003(平成15)年に「浜千鳥」へ社名変更を行った。社名であり銘柄であるその名は、陸中海岸に群れをなす千鳥の姿をイメージしたものである。酒造りは「その土地の景色」という意識のもと、原料米には「山田錦」や「美山錦」といった酒造好適米に加え、岩手県が開発したオリジナル品種「結の香」「吟ぎんが」などを使用。伝統的な製法により、その旨味を引き出した日本酒造りを行っている。仕込み水は浜北上山系の伏流水で、その品質のために昭和40年代に現在の地へと酒蔵を移転したほどで、その水に対するこだわりが、浜千鳥の味わいを支えている。生産量のうち6割が釜石市内、9割までが岩手県内で消費されるという、まさに地域に根付いた日本酒である。 |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 浜千鳥 仙人郷 夢穂波 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 岩手県釜石市小川町3丁目8−7 |
地図 |
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