黒龍 （こくりゅう）

福井県永平寺町からの『黒龍』

五百万石の純米吟醸。

昨今、ラベルも一新してコンセプトを見直した黒龍です。

いざ、抜栓。穏やかな香り。イソあみ系やら、カプロン酸うんぬは感じません。

口に含むと、ドライフルーツ、マンゴー、ヨーグルト、あるいはアーモンド。と、言った正直、酔く解らないが、素晴らしく完成された、まとまった味わいが口の中に広がります。

これが、黒龍。さすが黒龍。

行きつけの酒屋さんのリーチインで、私に栓を開けられるのを待っていた１本。

出逢いは、いつも偶然に。しかし、それは必然に。

新しい１本との出逢いは、私の心に常に刺激を与えてくれます。

あぁ、また、今宵も痛飲。

黒龍　夏しぼり　純米吟醸
1650円

う〜ん、前面にアルコールがきますね
そのアルコールで口あたりはサラッと、
ですが度数も高めの17度なのでちょい重
旨味もあまり感じずでちょっとあわないかな

黒龍　いっちょらい
辛さと酸味が際立ち、甘みは抑えられている。
アル添感はある。

福井県より「黒龍」です。
まずはグラスに注いで一杯。酸味と微かなアルコール臭があります。
口に含むと酸味はそのままに軽い甘味が有り喉に通す頃には辛味に変わりました。このグラデーションのかかり方は以前レビューした墨廼江に似ています。

次に陶器に変えてみると、上記の特徴が全てクリアになり辛味だけが主張するようになりました。

どちらにしろ食中酒として文句無しですが、肉料理ならグラス、魚料理なら陶器で飲むのが良いかなと個人的におもいます。

さらに、常温に近づくほど、米の旨さが増して飲みごたえがでてきます。辛味が少し強くなったかな？

最近は新世代日本酒の甘旨なお酒を頂く機会が多いのですが、ふと飲み疲れた時に昔ながらの辛口酒を挟むと、なんというか安心感が有るなと。ポテトチップスも色々な味があるけど結局うすしおに戻ってくるみたいな。
甘旨酒も辛旨酒も流行りでどちらかに傾くのでは無く、うまく共存してこれからも日本酒文化が発展していけば良いなと思いました。

黒龍 いっちょらい
外で飲む黒龍旨い
あてはタケノコ丸焼き

吟風米で作った吟醸と言うことで珍しさで購入
スタンダードな山田錦のほうが私にはあった

吟醸系で初めてのんだお酒
辛口だがスッキリして飲みやすい
フルーティーさは少なめ（ほぼない)

備忘録として

黒龍　いっちょらい　吟醸酒

やっぱり黒龍って苦手なんだな〜って感じ。

いっちょらい＝福井の言葉で一張羅(持っている服で一番いいもの)だそうな。
ってことは黒龍の中で一番いいものってことなのか。

口に入れた瞬間からアル添感がすごい。そのせいか吟醸香は抑えられている感じがして、辛さと酸味が、際立つ。

個人的には全然好みでは無いかな。

黒龍、特吟。かなり前に飲んだ事の有るヤツ。たまに行く酒屋で購入。さてと開栓、香りはほぼ無し、飲む飲む飲む。お味は、ちょっとバナナ、弱い甘辛、スーと切れる。こりゃ、淡麗だな。冷して2日目、多少旨みが増加。まぁ〜、っていうか、あんまし覚えてませんが、8年前に飲んだ時ほどの感動は無いな〜、でも美味しかったです(^^)

黒龍 夏しぼり

本日はこちら♪
今日も暑かったので今宵も夏酒に
黒龍さんはお久しぶり
瑞々しいメロンやマスカット的香り
爽やか辛口ながらアル17度のどっしり感も
スイスイいかないけど低アル系夏酒にはない満足度