純米 宮の雪 0.72
製造 2024年9月 開栓 11月12日
美し(うまし)国を呑む㉑
四日市市楠町の宮崎本店さん。
全国的にはキンミヤ焼酎でしょうが、
ホッピー文化のない当地では結びつかず。
子供の頃はCMでやってるお酒の会社で、
地元では灘伏見の大手と同等でしたね。
少量仕込みに転換後は色々やってますね。
特約店向けのバッジシリーズが冷蔵庫に
並びますが、やっぱり紙つつみから。
赤い包みを剥がすとレトロモダンなラベル。
メロンに乳酸、程よい熟成を感じる香り。
穏やかにサラサラモワモワとおいしい予感。
控えめで上品な和糖の甘味に雑味ない苦味、
旨味しっかりしながら薄ーく感じる含みを、
アルコール感をしっかり残して辛口に引き締める。
こうなると、確信的アルコール遣い?
看板の本醸造「極上宮の雪」とは
価格も酒質にも大きな違いは感じらない。
共に全国燗酒コンテスト燗酒部門常連酒。
冷やすと薄甘味の中に潜む苦味がじわっだが
燗をつけると見違えるように甘味が膨らみ、
ふわりと米の旨味を感じて、スッとキレる。
ゆるりと温かいぬる燗が、見事です。
スーパーにて 税込1,298円