2021 松の司
純米大吟醸 竜王山田錦
土壌別仕込 弓削
不老泉美味しかったし、
滋賀のお酒も飲んでみようかなーと、
軽い気持ちで手に取ったこちら。
近所の特約店で唯一、四合瓶売りだったのが、
その理由なんですが、とんでもない酒でした。
同じスペックの仕込みで同じ町の中にある
酒米の栽培場所の土壌別で変えてるそうで。
あえて裏ラベルから貼りました。
詳細は蔵元のページの
土から考える松の司(全5回)をお読みください。
読みものとしても面白かったです。
土壌別の何種類かの仕込みを10年くらい
続けて漸く何かが見えてくるとか…
栄光富士とか寒菊なんか目じゃない束縛系 笑
私はそこまで付き合えませんし、
これだけ飲んでレビューして良いのかな…
という感じですが、とりあえず。
香りは控えめで、ぐい呑みとかだと
含むまでしないんじゃないかな?というくらい。
仄かにリンゴとか杏。すーっときれいに入ります。
少しだけバターを感じるコクというか旨味が
十分にのっていますが、酸味でさらさら。
苦味はあんまり感じないけど、さっぱり。
じーんと美味しいお酒でした。
そして開栓後3日間は、ほぼ不変。
何となく構成が同日に買った往馬にも
似てる気がして、飲み比べてみました。
値段なりの違いはありましたが。
これが西のクラシックな指向性なのかな?と。
流石に自分で全種買い揃える根性はないし、
たぶん同時に飲まないと分からないけど、
(同時でも分からない可能性高し笑
土壌別並べてみたいなーとは思いました。
日本酒は奥が深いですね。