金亀 （きんかめ）

長寿金龜シリーズ

赤100　玄米　生原酒　玄米酒
この穀物感を超えてナッツ感がすごい清酒
とろみのあるお酒
味わいの濃いお酒にも合うかなぁ
赤ラベルのみ生原酒
それ以外は生原酒と火入れの両方がある。
この甘さは麹米を多くすることで甘味・酸味を引き出しているらしい。

青90
旨味、甘味、酸味がほどよくある
お米の旨みがしっかりあって甘酸っぱい味わいが残る
黄色がはっきりと分かる

白80
お米のあっみがしっかり残り、旨味も感じられる穀物感ある甘口
酸味はそこまでない
ここから黄色がきえて淡黄色に

茶70
甘辛の中間くらい
お燗向き

緑60
しっかりとした辛口

黒50
食中酒向きの純米大吟醸酒
そこまで華やかな演出はなく、寄り添ってくれるお酒

藍40
ここで一気にフルーティさが開花する

緑F30

黒F20

★★★
＜＜麹をひなして造る＞＞
ひなす(老なす)とは、通常48hかけて造る麹を、もう少し時間を置いてみて旨味があるような、味が乗るような味わいにしていくことを指す。現在、40hで麹を造ることができるらしいが、それでは後の工程で麹の力を上手く引き出すことはできないらしい。
「老なして膨らませて枯らす」
老なして味が乗るようにし、ふわっと膨らませてしっかりと麹菌の菌糸を破精込ませ、枯らして水分を適度に飛ばすと、味が締まるそう
薄皮まんじゅうみたいな、外側はしっかり、でも中身はアンコのようにとろみがあるような柔らかさになるように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★★★

スペック
原料米：玄米
精米歩合：100％

岡村本家(滋賀県犬上郡豊郷町吉田100)
http://okamura-kinkame.com/

彦根城(所在は近江国犬上郡彦根、現在滋賀県彦根市金亀町)を別名金亀城(こんきじょう)と言い、城主の井伊氏から造酒を承ったことから、銘柄を「金亀」とした。
天守が国宝指定された国宝5城(犬山城、松本城、姫路城、松江城)の一角
現存天守は12城(創建当時のまま保存されてきたというわけではない)
国宝5城以外の残り7城を「重文七城」という。
姫路城、彦根城
　修復を繰り返し、ほぼ創建当時の姿形をもつもの
犬山城、松本城、松江城、高知城
　現存天守が在籍していた城が存城であった当時に再建、改築されたものがほぼそのまま残っているもの
宇和島城　
　付属する一部の建物を消失または改築されたもの
備中松山城、松山城、弘前城、丸亀城
　明治維新以降に保存されるまでの経緯で付属する建物を撤去、または損失したことにより主に主体のみが保存されることになったもの
丸岡城
　損失したが遺材を組み直して再建されたもの
天守の種類として現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守がある。

「大星」は近江商人の勤勉さがピカイチであったこと、大きな星が見える夜空から曇りのない、飽きの来ない酒を造ろうということで命名された。

満州でも酒造りをしていたそう

木艚袋搾りは2日間3回の袋の移動が必要で効率は悪く重労働であるが、お酒に優しく絞り過ぎないため品質は非常によくなる。

今年、何回飲んだだろう。やはり、旨し！

いつもと少し変わった感じだけど、とても美味しい！
流行りの味をたくさん飲んだ後に、帰る場所って感じかなぁ。

やっぱり美味いですな！新世界をのぞきたい人は是非！

長寿金龜　木槽袋しぼり　白80　生原酒

穀物系の香りがうっすら漂う
口にふくめるととろけるというよりかは、口内の唾液に溶け込む感じで上手く融合しました。酸の勢いは柔らかく抑え気味で、淡い穀物風の味わいに包まれ、後味はさっぱりしており、しつこく残る感じはありませんでした。花巴の水酛×水酛ほどのバニラ感はなく、南遷のようなナッツ香が押し寄せてくる感じはなく、それらとジャンルは一緒だけどまた一味工夫がこしらえてある日本酒でした。甘さもほどよく、べたつく感じもなくて、とても飲みやすかったです！
違う種類も飲みたいなぁ

蒸しは甑、麹は箱麹、仕込みは1,200 kgと小仕込み、搾りは木艚袋搾りで行う。
金龜は彦根城の別名金龜城からきている。
豊郷町は伊藤忠商事の初代伊藤忠兵衛を生み、またアニメ「けいおん」の舞台である小学校も位置する。善田郷、吉田郷としてかつてから米どころとして栄えていた。

スペック
精米歩合：80％
度数：16度

㍿岡村本家(滋賀県犬上郡豊郷町吉田100)
https://kin-kame.co.jp/

金亀　青90

ここ滋賀 SHIGA's BARにて🍶

我が家が唯一一升瓶で買うお酒。前回、一瞬で空けてしまったので、今回はチビチビと。ひとまず、激しく美味い！赤100、楽しみ！！

文句なし！最高。いくら褒めても褒め足りない。
美味すぎて一晩で空きました...

「長寿金亀 青90 火入れ」

先日の多賀とともに購入していたヤツ。
50・60喜んで、からのまさかの80が一番旨かったキンカメ。
90はどない？と知りたくなるのが世の常犬の常。

早速開栓、速攻タンス(笑)。
でもなんも驚きません。想定内。
ところが後からくるまあまあの渋酸味がなかなかキツい…。

これは久々にやらかしたか？
いやそんな時は困った時の燗だのみだ。
あ、コレはさらに酸っぱい温タンスだ。
いや待て燗冷ましがイケるんかも。
あ、コレは単に元通りのヌルタンスだ。

むぅぅ、どうしたものか。
80と90。
10磨く間に一体何があったんだ？(笑)
しかしまあ9割磨きて、ほぼ食べるヤツですからね。

きっとね、コレはおでんなんかと一緒にヤると旨いヤツだ。きっとそうだ。
でも悲しいかな、今日のイッピンは刺身・炙り・皮ポンのアコウ尽くしなのだ。
アコウの旨味がカメの酸味にカキ消されてなんもわからん。
途中で作にチェンジしました(笑)。