現在の蔵元である中沢一洋氏が、酒造りの師匠である2人の能登杜氏、坂頭宝一氏と谷内博氏の名前から1文字ずつとって名づけられた酒名「一博(かずひろ)」。現在の滋賀県東近江市で創業した中澤酒造は一度は休業していたが、現蔵元の中沢 一洋氏が近くの畑酒造で修行をした後、2005年から同酒造のタンクを借りて新銘柄として出したのが「一博(かずひろ)」だ。2015年には自社での酒造りを復活させている。純米酒にこだわり、地元滋賀県産の米をつかって鈴鹿山系の伏流水とともに丁寧に仕込む。甘味と旨味のバランスがよく、スッキリとした飲み口なので日本酒初心者にも飲みやすくおすすめ。「一博 純米 うすにごり 生酒」は、新酒らしいフレッシュな味わいとやわらかな風味が特徴のうすにごりタイプのお酒だ。