富久長 （ふくちょう）

爽やかでサッパリ。レギュラー商品も飲んでみたいです。

富久長　辛口純米

【土用だ！鰻に合う夏酒を探せ！】

瓶鼻、ドライな薄干からびたパインの奥からミルク♪
上立ち、辛口ドライなリンゴをちょっと焼きました的な。
冷酒で含むとおー！甘な入りから苦味がきますがまぁ柔らかい！苦味あるけど柔らかさで目立たない。さらとろな舌触り♪後半また甘さじんわり、辛さと共に仲良く共存。飲み込み終えると舌上に苦味フワーンしていますが如何せん柔らかさという、まろやかな余韻があるので心地良い♪鼻から抜ける青リンゴ気持ちいいなぁ( ´艸｀)
このお酒、柔らかさとまろやかさのバランスがえげつなく優秀！しっかりとした味わい、旨味があるのにそれを意識させないめちゃめちゃ出来る美人！(=ﾟωﾟ)ﾉ　男が肝を冷やす美人とはこの事！今、口臭くないかな？体臭は大丈夫か？と意識させる。仕事終わりに女優が隣の席に座って話しかけてきたみたいな感じで焦るわー。笑
ラベルもセンス良いし、申し分なし♪(´ε｀ )


初めて行った群馬の酒店に気分高揚し、
狙った酒が店頭になく、無いかなと思いきや裏から持ってきてくれたラス1GETでさらに高揚！
だからなのか店頭でこの酒を発見したとき、思わず口からでてました。
｢あ！ミフクだ！｣
よっしゃラッキー！と思いきやPOPにフクチョウ･広島と書いてあるの発見。と思いきや店主が
｢いえ、フクチョウと読ませます。超軟水で搾ってまだ1週間ぐらいです。お客さんの話を聞いてると、かなりオススメですよ｣と。ここのFBでもかなり推していて気になっていたし、リベンジしたかった広島酒♪買います(=ﾟωﾟ)ﾉ
ここの店主もかなり助平。(日本酒に対して。笑)　入店して他の酒類に目もくれず日本酒コーナーに行くと
｢日本酒ですか？｣と右口角を上げニヤリ顔。
はい、助平。笑　トークがまぁ弾みました♪最終的には
｢お客さん、もう3本選んだんだからやめといた方がいいよ。また今度にしたら？弱いんだから｣
って(*´∀｀)笑　そうツッコミ入れられるぐらい話し込んでましたね♪
私が狙っていた酒をバックから持ってきてくれたとき、酒は新聞紙に包まれていました。レジで包んであった新聞紙をとろうとしていたので私は
｢いいですよ、そのままで。それにしてもご主人、わざわざ包んであるなんて丁寧ですね｣
店主｢いえ、私達はこんなことぐらいしかできませんから｣
と優しいお顔で。やっぱ助平はどんな業種であれ、最高な仕事をしてくれると昔から決まってるんです！(ღ*ˇ ˇ*)｡o♡ᔆᵘᵗᵉᵏⁱ♡
助平無くして繁栄ナシ！“(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧ｷﾘｯ
酒店店主はだいたい助平。沈着冷静助平、虎視眈々助平、体育会系助平、爽やか助平、頑固一徹助平、むっつり助平、やっつけ助平など色々な助平なタイプが♪これだからわざわざ足を運びたくなるし開拓したくなる。助平な方の話は面白い、酒屋さん巡りいいね!( ^-^)

タコのラベルが気に入ったので買ってみました
調べてみたところ富久長の限定ラベルのようです
口当たりはフルーティで優しい味がしますが、喉にくるアルコール感がしっかりとあり飲みごたえがあって美味しかったです

富久長の海風土と書いてシーフード(｡-∀-｡)
オシャンよねー。

穏やかないい香り
穏やかで優しい味。最後に苦味が少しとピリピリ感。

富久長 サタケシリーズ GENKEI 八反草

精米歩合：60％
アルコール度：15度

白ワインのようなフレッシュで
フルーティな甘味に爽やかな酸味。
柔らかい旨味の後に残る苦味と渋みが心地よく
後味はスッキリとしています。
全体のバランスが良い
とても美味しいお酒でした。

ちょうどいい〜辛口
美味しい。

緊急事態宣言開始前にいただきました。当分、外では飲めない状態になる前日だったこともあり、激しく美味しく感じました(゜∀。)しばらく家飲み専念ですね。

海風土 シーフード。
精米歩合70%、アルコール分13度。
酸味が強く軽い仕上がり。魚介にあうとのことだけど、お刺身にはどうなんだろう。レモンをかけるような牡蠣や焼き魚に合うのかな。
レモン水テイスト、単体でも美味しいよ。

機会あって故郷広島の酒を手に入れました。
富久長のHENPEIです。

この酒は話題に事欠きません。

富久長という蔵は少し前に映画で取り上げられたり、チャレンジングな女性杜氏が英国BBC「今年の女性100人(2020年)」に選ばれたりで注目を浴びる蔵で気になっていました。

米は八反草という富久長しか使っていない品種。
広島の酒米、八反錦の先祖に当たる米で育てるのがとても大変らしい。
一旦栽培が途絶えて忘れ去られていたものを県のジーンバンクから引っ張り出して復活させているのだから凄い。

この八反草を地元有力企業のサタケが開発した精米機で薄く扁平に磨いた米で醸したのが、このHENPEIです。

ご存知の通り、大吟醸酒では米の表面を大幅に磨きます。しかし通常の精米は長細い米を丸く削ってしまうので無駄が多い。
だから今回最新の精米機で米の形状に合わせて扁平に精米しているのです。

精米比率は約60%。数値だけ見るとよくある吟醸酒です。これで従来型の精米の40%レベルのたんぱく質の削減率を実現しているようです。
これがどのように味に影響するのか？
興味が湧きます。


…前置きが長くなりました。


いただきます。

開栓と同時に華やかな吟醸香が漂います。

口をつけるとすこしシュワ感があります。

爽やかで軽く、苺のような瑞々しさ。
確かに精米比率60%には思えない、大吟醸の味。

でも華やかで綺麗な大吟醸とは少し違いますね。
なんだろう、後にくるこの草っぽい素朴な味わい。

苦味、というと語弊があるような気がする。なんとも表現し難い！
でも、嫌いじゃない。
何か引っかかるものがある。
八反草の個性でしょうか？？

誰にでも勧められるかと問われると、少しクセが有ると思いますが、コレはコレで面白く飲めました。
私は好きです。