誠鏡 純米酒
すっきりしてて後から苦味が少し押し寄せてくる
塩鮭ととても合った
スペック
精米歩合:65%
度数:15.4度
日本酒度:-1
酸度:1.4
中尾酒造場(広島県竹原市中央五丁目9番14号)
http://www.maboroshi.co.jp/
竹原の地は平安時代に京都の下賀茂神社の荘園として栄えたことから「安芸の小京都」と呼ばれる。かつては製塩地で発展し栄えた。
4代目の中尾清磨は東京帝国大学で坂口謹一郎に師事し酵母研究に勤しむ。
大学と実家の蔵で2000株もの酵母を試験し、吟醸香をもちほどよく酸をもつリンゴ酵母を発見する。発見から実用に至るまで7年も要した。なおこの酵母はリンゴの果皮から発見されたため、このように命名された。
誠鏡
「杯に注いだ酒の表情を鏡にたとえ、酒造りに精進する蔵人の誠の心を酒の出来栄えに映し出してほしい」という初代当主の願いを込めた銘酒「誠鏡」が誕生。
また従来の酒母造りでは20℃の低温で仕込むため麹や道具に付着した生存力の強い蔵付酵母の影響が出やすいが、55℃8時間で処理する「高温糖化酒母」という手法を生みだす。