黒ばくれん 吟醸超辛口 亀の尾55。
やはり最初の口当たりは甘い…ん?いや今年のは何かそのまま含んでいてもフワーッと優しい甘味がしばらく続きますよ?で甘味が収まってきたところで飲み込むとスキッとキレていく。えーっ?と思って裏ラベルを確かめると、例年通りの日本酒度+15〜+20^^; だけど今までに飲んだ全ばくれんの中で、今年の黒ばくれんが一番優しいです。ふんわり甘味から亀の尾の旨味を十分に堪能させて、最後の最後、キレるその時だけスッと辛口らしさを感じる。超辛口をイメージして飲むと拍子抜けになりかねないお酒ですが、先入観をリセットして素直に向き合うとメチャ旨い^ ^
3日目。
コンディションは変わらず。日本酒度が+5や6くらいでも、これより辛く感じるお酒は沢山あると思います。何というか…日本酒度って日本酒の甘さ辛さを計る尺度のひとつではあるけど、何でもそのまま当てはまるとは限らないってことを強く再認識^^; 今日も優しく甘く旨味のある純米吟醸酒です。ただその手のお酒にしては有り得ないくらいキレが良いってところが特別、そういうお酒でした。特に今年のはレギュラーのばくれんとまるで印象が違うと思います。辛口は苦手と言う人に飲んでみて欲しい一本です。