皐ロ万 純米大吟醸。
花泉の2020限定醸造酒が旨い!って話で酒屋の大将と盛り上がった時に、ロ万シリーズだと皐ロ万に近いかなーと言われたので、このリリースをとても楽しみにしていました^ ^
先ず上立ちに青リンゴと洋梨とメロンと花の香り。そこにちょっとセメ香が混ざっているので、華やかなのにスッキリもしてる。含むとライチが強めです。口当たりは爽やか。雪冷えだっのもあってか、思っていたほど甘くはなく、意外とドライ。マスカットも出てきました。もう香りのデパートです^ ^ これだけカラフルでもそれぞれが主張し過ぎない品の良さ。室温に近づくにつれて旨味が出て来ます。これ良いなぁ〜。軽い果実の甘味とスリムな旨味とドライで綺麗な酸の効き方。大好きな篠峯の純米大吟醸にちょっと似ています。まぁ口開けの篠峯にこんな華やかさは無いけど^^;
3日目。
今日もよく香るけど派手過ぎない上立ちと、スッキリドライな飲み心地。口開けよりも旨味が膨らんでます。飲みやすくて旨〜い^ ^
4日目。
一杯だけ。香りはマスカット+セメダインに収斂してきたかな…ん?何か味が抜けた感じになってます。水の如しと言う比喩的な意味ではなく、本当に水みたいで一瞬思考がフリーズしてしまいました。しばらく待っていると、ゆるっと旨味が顔を出します。まぁこういうのも嫌いではないけど、あまりに突然の変化で戸惑います^^;
5日目。
昨日の一杯は幻ではなかった。やっぱりこれ本当に水ですね^^; アルコール成分が溶け込んだちょっと甘味のある水。和田龍登水とか四海王とか、そっち系。嫌味なところはまるで無く、これはこれで好きです。ただロ万らしさを求めて飲むにはちとツラい。そういう意味で評価に迷ってしまうお酒になりました^^; 3日目で空けていれば更に高評価だったと思います。