加茂錦 荷札酒 亀の尾 純米大吟醸
2021.12製造
黄水仙に引き続き加茂錦であります。正月に嫁氏実家に帰省した際に購入した一本!
前評判では裏ラベルにも記されているとおりドライ系の模様。おそらく食中酒向けではないかと予想し、勤め先で狩猟をしている方からいただいた新鮮な猪肉を長崎の豚の角煮をイメージしてばんない風に煮詰めたものをアテとします!!猪肉の角煮は加茂錦を迎え撃つことができるのかっ!?
【スペック】
○使用米
亀の尾
○精米歩合
50%
○アルコール度数
15度
【味わい】
○温度帯
花冷え→冷や
○香り
レモン、吟醸香
○含み
プチプチしたガス感とともに、和三盆のようなやわらかな雑味ない甘味が感じられます。酸味もチラッ。
○中盤
甘味に加えてドライな苦酸味を感じられるようになります。苦味の割合が強い。
○余韻
甘味はなく苦酸味がほとんどの割合を占めます。ノドを通したあとのキレは良好ですが、苦味にエグ味があります。ここは好き嫌いが分かれるところでしょう。
【アテとの相性】
猪肉角煮の味付けは「久原の照りタレ」と、日本酒120ccです。猪肉特有の臭みを抑えるとる意味合いで生姜と長ネギを入れて弱火で2時間煮込みました。2時間煮込むとタレに粘りがつき味が濃縮され角煮のような甘旨濃いタレがシッカリと染み込んだようです。
letsペアリング!!まずは猪肉…おぉ、煮込んだ甲斐もありお肉はやわらかい。中までしっかり味が染み込んでおりお肉の臭みもとくに感じません。脂分が少ないこともありあっさりしたお肉の味わいに、旨味たっぷりの濃い甘タレがよく合っている!ジビエ料理としては合格点でしょう!
さて、ここで加茂錦をゴクリ…おぉ!いいじゃない!?甘旨でタレの香りが残る口内を一瞬でリセット!もう一口に導く味わい(^^)
相性はバッチリではないでしょうか!?
★総評
食中酒向きな印象。味わい自体に華やかさは無いですが、雑味のない透明感とドライな余韻とあいまって料理を一層引き立てる名脇役的な立ち回りをしてくれるお酒です。余韻がうるさくてないのでどんな料理にも合いそうな予感がします。
温度が上がると含みから中盤に甘味が目立ってくる傾向があるようです。
4枚目は今週末にネコ島に家族で訪れた際に撮影したヌコたん。どうやら1升瓶を3本空けて2日酔いみたいです笑。ちなみにこのお酒「むなかたびじん」、検索したらどうやら1ゲット酒みたいです笑笑。あ、もうこのヌコが1ゲットしてるか笑。
今宵も素晴らしい食中酒ライフを。
特定名称
純米大吟醸
原料米
亀の尾
酒の種類
一回火入れ
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通