純米吟醸雪彦山 愛山 1801。
ずっと気になっていたので今年度のリリースに合わせて壺阪さんから直接お取寄せしました^ ^ 1801が商品名になってる位なので相当カプカプしてるのかなと思ったら、意外と上立ちは控えめ。穏やかな吟醸香です。口当たりには優しい甘味を感じますが、これまた想像していたほどは甘くなく、アルコールや糠っぽさと相まって日本酒感のある味わい。愛山とか1801酵母の特徴以上に、蔵の個性が色濃く反映されているお酒という印象です。
4日目。
香りに苺とメロン。温度帯は口開け初日と変わらないんですが、今日の方が香り系酵母らしさが出ています。口当たりの一瞬は甘く感じますが、すぐにピリッとした刺激のある辛味によって上書きされます。舌に乗ってる感覚が少しきな粉?っぽくて、滑らかではないかな〜^^; 米らしさはちゃんとあるんだけど何というか…朴訥とした味わい。正直に言ってしまうと、野暮ったい旨味です。だからダメってことじゃないんですけど、流行り酒にはならないだろうなぁ〜と。例えば栄光富士の愛山とはまるで違うお酒。愛山が好きだからと手を出すのではなく、雪彦山好きが、山田錦とはまた違う雪彦山を発見するためのお酒。そう思って飲んでいると、らしさに溢れる味わいが楽しくなってきます^ ^