九頭龍 （くずりゅう）

純米。
さっぱりとした口当たりながら充実した呑みごたえ。
箸休めにもってこい。
美味！

九頭龍 大吟醸

ほのかな甘さ、雑味無く呑みやすい、最後に少し辛味が、、ラベルがベルベットみたいでゴージャスですね〜

コッ・コッ・コッ・・と注いだ時の音色が趣のある首長瓶の九頭龍の純米をいただきました。
個人的には、標準的(？)な形の瓶に大きく「九頭龍」の威勢のいい文字がドンと入っているほうが期待度が増すんですがね。
それはさて置き、いただいてみましょう。お～。まろやかですね。
なかなか好みかな・・・と思い、杯を重ねるうちにやっぱり「九頭龍」の辛味がどんどんと頭を上げてきました。よって、★４から3.5にしました。
最近いただいたお酒は、このタイプが多いようです。
旨味のあるお酒なので、辛口党の方には評価が高いと思います。
明日以降に燗で攻めてみます。

九頭龍 逸品(黒龍酒造：福井)
五百万石
精米歩合65
アルコール度数15
日本酒度+3.5

九頭龍2発目。
どうかな？

香 ：穏★★★⭐⭐華
味 ：淡★★⭐⭐⭐濃
甘辛：甘★★⭐⭐⭐辛
軽重：軽★★⭐⭐⭐重
香りは、メロン・団子・和三盆。
飲み口はまろやかな甘旨口。

口に含んだときの感覚：
甘味★★★⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味★★⭐⭐⭐
苦味⭐⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
ふくよかでやわらかな甘味、旨味、酸味。少しとろりとした甘味から じわりと旨味酸味が広がってくる。

飲み込んだ後の余韻：
甘味★★⭐⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味★★⭐⭐⭐
苦味★⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
後半の苦味がほろ苦さを感じさせてスッと抜けていく。

で、結局どうなのよ？
まろ甘旨。ほんのり甘味と旨味。その奥からあがってくる酸味。後半のほろ苦もいい。純米と比べると丸みを感じる。尖ってなくてまとまってるから料理の邪魔をしなくて食中酒としてもいい。単体でもちびちびだらだら飲んでいたい感じ。数字だけ見ると本醸造なんだけど、これ普通酒なのか。普通酒らしからぬ味わい。

九頭龍 純米(黒龍酒造：福井)
五百万石
精米歩合65
アルコール度数14.5
日本酒度+5.5

九頭龍買ったのは初めて。
飲むのもほぼ初めてに近い。
どんな感じなんだろう。

香 ：穏★⭐⭐⭐⭐華
味 ：淡★★⭐⭐⭐濃
甘辛：甘★★★⭐⭐辛
軽重：軽★★⭐⭐⭐重
香りは、ほとんど感じるか感じないか。グレープフルーツ・枯草・ややメンソール。
飲み口は淡麗めな辛口。

口に含んだときの感覚：
甘味★⭐⭐⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味★★★⭐⭐
苦味⭐⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
少しとろみを感じるようなまろやかな甘味、穏やかでやわらかな旨味と酸味が広がってくる。

飲み込んだ後の余韻：
甘味⭐⭐⭐⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味★★⭐⭐⭐
苦味★★⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
旨味酸味苦味がバランスよく絡み合って心地好い余韻。さらさらとキレイに流れていく。

で、結局どうなのよ？
九頭龍って燗のイメージあったけど冷酒でもいけるな。もちろん燗でもいける感じ。ただ冷やに近づいてくると若干苦味が強くなってくるから、冷酒か人肌～くらいがいいかも。

今日の日替り地酒は、九頭龍。
福井のお酒ですね。
九頭龍川が懐かしいー

今宵は家呑み。荘川で買ってきた地元向けの鶏ちゃんで一献。 夏向けの酸味が聞いた強い呑み口。1甘マイナーに、口中にパッと拡がる酸味で、しばらく続く印象です。

純米らしい、しっかりした味わいのお酒。すっといけますが、旨味もあります。

九頭龍大吟醸燗酒

黒龍大吟醸龍と比較テイスティングする機会がありました。冷やと燗とで飲むことができ、燗酒向きの大吟醸という個性を存分に味わうことができました。

冷やでは、黒龍に比べて随分と穏やかな香り。味わいはフレッシュでスッキリとした黒龍に比べて、丸みのある甘やかさがじんわりと広がります。大吟醸らしからぬ穏やかさが、ご臓腑蔵に染み渡る。熟成させた大吟醸と聞き、納得。

燗ではポテンシャルが炸裂しました。熱燗らしいボリューム感に大吟醸らしい華やかさが同居する奇跡。アルコールのツンとした感じもなく、すいすいと飲めてしまう燗酒は人生初体験。

黒龍大吟醸を飲んでも思いましたが、斬新な発想とそれを実現する蔵の地力の高さをありありと感じさせられました。

九頭龍 大吟醸
2,700円/720ml
燗用の大吟醸。低温貯蔵二年熟成らしいです。
淡麗で、柔らかく上品な旨辛という感じ。
室温でも美味いです。温める程辛味が立つので、自分は日向〜人肌燗くらいが至高でした。
気分や料理で温度帯を変えて楽しめますね。