牡蠣や魚介料理にあう日本酒をコンセプトにつくられた今田酒造本店の「海風土 sea food」。「海風土」とは、蔵がある土地の様子をあらわす。今田酒造本店は1868年に瀬戸内海に面する港町、東広島市安芸津町に創業。「百試み、千改める」をモットーに、吟醸造りを世界に伝えるため挑戦し続けている蔵元だ。その挑戦をリードするのは、2021年に英国BBC「100人の女性」に選ばれた、今田美穂氏。今田酒造本店の杜氏であり社長だ。地元の古い酒米「八反草」を復活させ、代々安芸津の杜氏に伝わってきた伝統の製法で、丁寧に妥協のない酒造りを行う。「海風土 sea food」は、白麹で仕込みを行っており、レモンのような爽やかな酸味とやわらかな後味が特徴的。2022年にはフランスのKURA MASTER 純米酒部門で金賞を獲得するなど、国内外で評価も高い。フレッシュな味わいが魚介の旨みをさらに引きたてる純米酒だ。
海風土 sea foodのクチコミ・評価
海風土 sea foodが購入できる通販
海風土 sea foodの酒蔵情報
名称 | 今田酒造本店 |
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特徴 | 広島県安芸津町は瀬戸内海に面した、古くから杜氏の郷として知られる吟醸酒の発祥の地。高品質の吟醸酒を造るのに発明された『軟水醸造法』は同町の偉大な醸造家、三浦仙三郎氏によるものであり、現代の吟醸造りの礎となっている。その技術を直系で受け継ぐのが、安芸津町に1868(明治元)年に創業した今田酒造本店(いまだしゅぞうほんてん)。主要銘柄「富久長」は仙三郎氏によって名付けられたという。現在代表取締役兼杜氏を務める今田美穂氏は、絶滅した広島の酒米「八反草」での酒造りに挑戦し、地元農家の協力で八反草を復活させ、仙三郎氏の座右の銘「百試千改」の情熱で酒に仕上げた。この「百試千改」は、今田酒造本店のモットーにもなっている。地元の特産である牡蠣と合わせるため開発された白麹の酸を生かした白ワインのような日本酒「海風土(シーフード)」や、スパークリング酒など様々な酒を発表し、2020年にはイギリスの放送局BBCが選ぶ「今年の女性100人」に日本人で唯一選出された。今田氏の醸す「富久長」もIWC等の受賞実績があり、伝統を守りつつ革新の酒造りを日々追求している。 |
酒蔵 イラスト |
(山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 富久長 美穂 白美 百試千改 富久長HYBRID 秋櫻 海風土 sea food 新橋の男達の酒 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 広島県東広島市安芸津町三津3734 |
地図 |
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