土田酒造が展開する「研究醸造」は、杜氏や蔵人の創造性と探求心を反映した限定シリーズである。このシリーズは、常に新たな日本酒の可能性を探ることを目指し、各酒のスペックを明確にラベルに記載している。例えば、研究醸造1から10までは、異なる麹の歩合や米の種類を比較し、その違いを探る試みを行っている。さらに、インディカ米由来の中長粒米「プリンセスサリー」を使用した研究醸造14や、アミノ酸の豊かな味わいを前面に出した研究醸造15のように、特定のコンセプトに基づいたユニークな試みも展開されている。
研究醸造のクチコミ・評価
研究醸造が購入できる通販
研究醸造の酒蔵情報
名称 | 土田酒造 |
---|---|
特徴 | 土田酒造(つちだしゅぞう)は、群馬県の北部川場村に位置し、1907(明治40)年創業の酒蔵である。「誉国光」の銘柄で地元から親しまれ、戦前に行われていた品評会に連続で入賞した蔵にだけ与えられる「名誉賞」を関東で唯一受賞した歴史を持ち、古くから確かな技術力を誇る蔵として知られていた。現在は”米の旨味を出し切る”をテーマにし添加物を使わない、古来からの製法である酒母造りを主とした酒であるが、それは現在の6代目蔵元と杜氏が2017(平成29)年に行った改革「全量純米生酛仕込み」への転換からである。創業以来、普通酒の地元消費がほとんどであったが、地元の人口減や高齢化に伴い消費が減少。「地元以外の人にも飲んでもらえるような酒に」と、純米酒の酒造りを始める。数々の酒を研究すると、新政酒造(秋田)との出会いが大きな転機となり、杜氏の星野氏が新政酒造へと修行に。「新政」の造りを体得しその後の品評会でも高い評価を得ると、「添加物を使わない純米」の酒を土田酒造の酒と定め新ブランド「土田」を誕生させる。米の味わいを最大限に引き出す濃淳で旨味のある味わいは個性的で、地元だけでなく全国の酒好きを唸らせる味を生み出している。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 零 誉国光 國太郎 尾瀬の清水 土田 群馬 群馬ナチュラル Meat Lovers Only 研究醸造 はつしぼり一 尾瀬の木道 川場木桶 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 群馬県利根郡 川場村大字川場湯原2691 |
地図 |
|