評価はまだ確定に至らないけどとりあえずの感想をメモします。
開封日。しらふで完全常温で飲んだときの感想は、あまりよくない意味で「ザ・日本酒」。昭和生まれの自分が昭和から平成初期にかけて安酒を飲んだときの記憶が蘇りました。華やかさなんてその概念すら存在せず、強いアルコール風味、そしてなんといっても後味のしつこさ。こういうのをキレが悪いと表現するのでしょうか。一合をフィニッシュできず、残りは料理用として冷蔵庫に入れました。
翌日、お気に入りの酒をさんざん飲んだ後に菊水のことがが気になって一口。
旨い。
ロックでもいける、というのをどこかで読んだ気がしたのでロックで飲んだところ、一番気になったキレの悪さが激減。甘さも抑えられ、昨日はまったく気が付かなかったかすかなフルーティーさも感じました。
すでに出来上がっていたからなのか、開封後放置したことで熟成が進んだからなのか、とにかく美味しくいただきました。
また飲んでみようと思います。