一般的に一人前の年齢と認識され、大人の仲間入りをする二十歳の一歩手前。「十九」は、常に一人前ではないという謙虚な姿勢で、酒造りを行なう決意から名づけられた銘柄です。江戸時代の文政年間にあたる1802年頃に創業し、ほとんどを地元の人たちに消費されてきた地酒ですが、現在も製造石数は約60石と少なく、8代目の尾澤俊昭さんと他2名の蔵人で「十九」は造られています。 蔵がある信州新町で契約栽培をしている美山錦を使用したこの酒は、地元の濃い料理にも負けない酒質をめざしているというだけあり、ボリューム感のある豊満な旨みが特徴。甘みの余韻が長く、こってりした肉料理や煮物などと合わせたい。それぞれの季節をイメージした桜や雪など、インテリアの一部にしたいくらいポップで可愛らしいラベルも魅力的です。
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十九の酒蔵情報
名称 | 尾澤酒造場 |
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特徴 | 「十九」を醸す尾澤酒造場(おざわしゅぞうじょう)は長野県長野市信州新町に蔵を構える。山々に囲まれた町のほぼ中央には北アルプスに源を発する犀川が流れ、標高は400メートルを越える地域にて江戸文政年間(1820年頃)の創業以来、地域に根付いた酒造りを行ってきた。生産石数約60石、社員も3人と、全国にある酒蔵の中でも規模の小さい蔵である。小規模ならではの様々なチャレンジあふれる酒造りが特徴で、契約栽培している美山錦をはじめとした様々な酒米、酵母を変えた幅広いラインナップを展開している。銘柄は「十九」と、地域に根付く「美寿々錦」。目を引く可愛い動物のラベルはファンも多い。現在杜氏を務める尾澤美由紀氏は蔵に嫁いで南部杜氏の造りを勉強していたが、1998(平成10)年に蔵が一時休業状態になった際、蔵を復活させるために一念発起。長野県醸造研究所にて指導を受け、2001(平成13)年度から杜氏として酒造りをしている。一人前といえば「二十歳」まだ酒造りでは一歩手前、お客様に飲んでもらって一人前であるという想いで「十九」と名付けられた。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 十九 美寿々錦 雷鳥 丸大 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 長野県長野市信州新町新町168−1 |
地図 |
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