季節のもので飲むシリーズ、今回はえんどう豆。春から初夏なので、ギリギリのところでむいてある豆をスーパーで発見。
子どもたちに「グリーンピース?」と何度か聞かれ「違います、えんどう豆」とごまかす。なんなんでしょう、グリーンピースと聞くだけで拒否反応起こすのは。
実質はグリーンピースだけどな、と思いながら10分塩ゆでし、出し汁にみりんと砂糖と醤油を入れた小鍋にかけて味を染み込ませ、最後に溶き卵でとじる。
懐かしい甘みのあるぷちぷちとした「えんどう豆の卵とじ」、喜んで食べている子供を横目に合わせるお酒を選ぶ。
お米の味しっかり系の辛口、「正雪 辛口純米 誉富士」を注ぐ。
47都道府県制覇の残りのパーツ、静岡県を埋めにかかる一本。お店のお兄さんに「飲み飽きしなくて、旨みしっかりでオススメですよ〜」と買わされ、実際に食中酒向きだなと飲み始めた。
豆の風味の効いた卵とじで、チビチビ飲む。魚介も合うので、タコぶつを自分用に出しておく。
冷え冷えだとサッパリした印象だけど、ぬるくなってくると俄然、膨らみのある米の味が主張してくる。おいしいなぁ。
ぬる燗もイケるとのこと、冬の楽しみにメモしておこう。
昨日は蝉の初鳴きを聞いてしまい、初夏すら通り過ぎてしまった。夏はどんなおいしいお酒と食べ物と、しあわせな時間に出会えるだろうか。
まんえん防止の延長のニュースを憂鬱に聞く、マスクを外せない2度目の夏。
この1年半、家飲みスキルが上がり過ぎて困る。
特定名称
純米
原料米
誉富士
酒の種類
一回火入れ
テイスト
ボディ:普通 甘辛:辛い+1