大塚酒造の6代目蔵元杜氏・大塚清一郎氏が開発し、大塚酒造の名を全国に知らしめた銘酒「竹雀(たけすずめ)」。その名は大塚家に伝わる家紋にちなんで名づけられた。大塚酒造は1884年に創業し、西国33札所の結願寺・谷汲山華厳寺に通じる街道沿いに立つ酒蔵。家族で小規模に地元に愛される酒造りを続けてきた。蔵元の大塚清一郎氏は、東京農大の醸造科を卒業後、三重県の酒蔵での2年間の修行をした経歴をもつ。蔵に戻り新たな酒造りへの挑戦として、山田錦や五百万石などの酒造好適米をつかって醸した「竹雀」を生み出した。「竹雀 純米超辛口」は、上品な香りと、米の旨みや酸味のバランスが特徴。超辛口の味わいとキレのある後味が、料理との相性もよく食中酒として最適な1本だ。