雪の茅舎 山廃 純米
2020.07製造
単身先から自宅までの電車に揺られているばんないです。指定席は私のみという1両まるごと貸し切り状態。そんな電車の中からお届けします。
電車までの時間が少しあったのでいつもの酒屋に寄り道。小さいボトルのお酒を物色していると…あったあった、雪の茅舎。前から気になってたんだよね…ということで、揺られる列車の中でコイツとサシで向き合っています。
アテは夕食のサラダ2袋…といいたいですが、もはやアテではないです笑。さて、レビューしていきたいと思います。山廃、日本酒バーで田酒の山廃を飲んで以来飲んでません…。だって、酸っぱいんだもん笑。あれ以来山廃は酸っぱい…苦手…と思い続けてきて、いろいろと飲んできて経験もしてきたので、今山廃飲んだらどういう感想なんだろ…と気になりながら開栓です。お猪口とかないんで瓶ごとラッパ飲みです笑!
立香は…なんだろう…ちょっと古い香り笑。ドキドキしながら含みます…口当たりは滑らか…フワーーンと丸い輪郭の甘み…からの酸っぱいのがくるんだろ!?と思いきや、これまた丸い輪郭の酸味!あら?もっとこう、ドーーンっと押し寄せる「心地悪い酸味」を想像してたけど、こりゃ「気持ちいい酸味」やん!余韻は少しの旨味…からのスーーーっ…と消えてくヤツ。キレがいいというわけではないですが、すごくスッキリしてます。っていうか!やってくれるやん!雪の茅舎さん!これまで山廃苦手って言いいながら敬遠してごめんなさい笑笑
[ネズミさんの宿題、コロナのある作文]
流れる景色と路線を走る列車の音。現れては消える無数の光。客席の窓を隔てた向こうに広がる夜の闇の中には色々な家の光とクルマのライトがあり、そのひとつひとつにさまざまな人達の人生がある。その景色を見ながら自分は…と様々なことに自問自答。
コロナが流行する前と、Withコロナの今、様々なことがめまぐるしく変化してしまいましたが、列車から見るこの景色は全然変わらず自分の前に広がってるんですよね。社会生活、週末の過ごし方まで変わってしまった現在で、唯一変わらずに自分を迎えてくれるものがあるってホントに安心します。ここが私のアナザースカイ…キリッ(*´ω`*)…って違うかぁ笑笑。
相変わらずネズミさん企画はいろんな発見させてくれます。知らない風景を見ることができるということはホントに嬉しいことなんですね。ありがとうございます。
酒の種類
山廃
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通