「醸し人九平次 黒田庄に生まれて」
今日はふるさとシリーズ。
どやっ!て感じの箱入りで届いた黒田クヘージ君。
◯に九はマルキューやんけ、とエサ釣り師にしかわからないツッコミをいれつつ開栓。
先日の別誂飲んだ後やしどうかな?と思ってたのですが、やはり旨いです。
何て言うのか突き抜けた特徴が無い。
いわゆるバランス酒。
ほどほどに甘く、ほどほどに酸味。
ほどほどに香り、ほどほどに旨味。
飲み疲れない、飲み飽きない。
乾杯にも食中にも晩酌にも合う。
さらには和食にも洋食にも合う。
ワイングラスを勧められることの多いここの酒ですが、燗したっても全然無問題。
むしろ米感全開で本領発揮といった感じ。
こんな酒、世界的に見ても珍しいと思うのです。
黒田庄ていうか、日本に生まれて良かったと思える味わい。
結婚相手と一緒で、ずっと一緒にいるならこういう落ち着いたヤツがええなと最近しみじみ思います。
もう一回若い頃からやり直せへんかな?(笑)
そんなコイツに合わせる今日のイッピンは、絶対やると誓っていた寒ビラメの昆布〆。
4日間熟成させてからさらに昆布で締めるので、もう旨味が半端ない。
イノシン酸+グルタミン酸の最強旨味タッグを、日本酒のアミノ酸で流すというもうワケわからん状態(笑)。
要は死ねます(笑)。