日本で一番新しい蔵元・甍酒蔵が醸す代表銘柄「甍 」は、日本の伝統的な建築の屋根を指す言葉であり、北アルプスを日本の屋根と見立てて名づけられた銘酒。甍酒蔵は、長野県北安曇郡松川村に位置し、1665年創業の酒蔵を事業継承して2024年に新たなスタートを切った酒蔵だ。代表取締役社長の佐藤圭祐氏と、30年以上の酒造りの経験を持つ杜氏・田中勝巳氏が、最高の水を求めて松川村に蔵を移転し、伝統と革新を融合させた酒造りに取り組んでいる。田中杜氏は「日本酒は水が命」という信念のもと、松川村の美しい水と自然環境を活かし、全量長野県産の原料を使用。できるだけ無添加で自然な酒造りを目指す。「甍 銀藍 生酒」は、グレープフルーツや白桃のような優しい香りが特徴で、シンプルながらも上品な味わいが広がる逸品だ。