「喜楽長 純米生 サクラボトル」
滋賀の守山に「おうみんち」というJAの店があります。
地元野菜てんこ盛りの店ですが、隅っこにあった鮒ずしを発見。
これもビワマスと並ぶ滋賀の珍味です。
ただしこれは好き嫌いがはーっっきり分かれるヤツ…。
「すし」と名前には付いてますが、米に鮒を何ヵ月も漬け込んで発酵させる、いわゆる漬け物なんです。
と、その横の冷蔵庫に綺麗な花柄瓶の酒発見。それがこの喜楽長の純米生、花見バージョン。
もうとっくに花見シーズンは終わってるのに、コロナな世のせいで売れ残ったんだなぁ、かわいそうに…。
よし!俺が助けちゃる!(笑)ということで正義感に燃え、鮒ずしとセットで救出。
香りは特に華やかでもなく、フルーティーでもなくフツー。
お味はボトルの感じから大体の予想がつくんだけど、物凄く素直な味わい。嫌味がないヤツです。
甘味はもろコメの甘さ。
クセ、酸味、苦味なんぞはほぼゼロ。
花見酒だけあって万人に拒まれにくいモノになってると思います。
でも鮒ずしと合わせるんだったらこういうクセのないヤツがいいのかも。
なんせ鮒ずし自体がクセの塊なんで(笑)。
合わせると鮒ずしの強力なクセが酒で一瞬でリセットされるんだけど、最後に残る微かなチーズ感と米の甘味が絶妙。
鮒ずしはよくチーズに例えられるけど、イヤイヤかなーり酸っぱいですよ。
ん~、例えれば糠床に漬けたまま忘れてて、一週間後に見つけたキュウリにカマンベールチーズの皮の部分を乗せて食べたような味?(笑)
でも鮒ずし&日本酒の組み合わせはハマる人はドはまりするみたいですねー。
勇気のある人は是非。
おっとまた滋賀の宣伝かい(笑)。
そして滋賀三連発でいよいよ体が拒絶反応を示し出しました。
これいつまで続くのでしょうか?(笑)
でも誰もが知ってる有名どころより、情報の少ない地のものを地味に地道に紹介していくのが、自分の性に合ってるかな(笑)。
*3日たってなんかバニラ感とミルキー感がめっちゃ出てきてナニコレ?すげー旨くなってます。なので☆4に!