玉川 （たまがわ）

【玉川 自然仕込み 山廃 無濾過生原酒 2017BY】

ごろごろした滓が舞っていたお酒
今年飲んできた中でもかなり濃醇な方
甘ったるい和菓子とも合いそう。

木下酒造有限会社（京都府京丹後市久美浜町甲山1512）
https://www.sake-tamagawa.com/
創業：1842年（天保13年）

玉川 たまがわ 本醸造
一升瓶 2,255円
京都府のお酒 出口屋で
あっさり軽め、あくまでも玉川の中での話やけれど

玉川　自然仕込　純米酒(山廃) ビンテージ(長期熟成)
1.8L

Ice Breaker
無濾過生原酒

最近軽いお酒ばかり飲みたくて、ずっと冷蔵庫に入っていた玉川にごり。さすがにそろそろ飲まないとヨーグルト見たくなっちゃうと思い開封。
お刺し身にぴったり。美味しい。料理に合わせるなら、フルーティーなものより好きだな。

おいちー

玉川 手付けず原酒 純米吟醸 無濾過生原酒 2019BY 雄町60%
４年熟成ながら一緒に呑んだ五百万石2015よりもカラメル香がはっきりと感じられるのは、雄町の濃醇甘旨由来か？どうしても前回の雄町2016の印象が強いが、こちらもなかなかの生熟酒。ただ変化を期待してこちらも少し時間をおいて試してみたいと思う。
（1週間後）花までは開栓時とあまり変わらない印象だが、温度が上がるとやはり濃くなったように感じる。そして同時開けした五百万石2015よりもやはり濃醇で４年若いのに熟感も強く感じる。次回は自宅でじっくり様子をみながら可能なら１か月くらいかけて呑みたい。

玉川 純米吟醸 Ice Breaker
精米歩合 60%
アルコール分 17°以上18°未満
ロックアイスを入れて楽しむ芳醇系純米酒。
氷が溶けると円やかさ、飲みやすさが増して楽しいお酒です。

「おいしいねー」「すきとおるねー」といきなり脳内品評会を始めてしまう自分。味がアパートだったら（何言ってるんだか）中二階ぐらいのところに何とも言えない清らかな、雅な味わいが、香りがある。バナナ臭でしょ、なんて不粋な平たいことを言ってはいけない。しっかりと精神を穏やかにしていると見えてくる味なのだ。美味しければ理屈はいい。そう思うのだが、言語化せずにはいられない。定量化デキないものを文字に置き換える作業は楽しい。自分がこのお酒を醸したような気持ちになるのだ。

玉川　純米吟醸一号酵母無濾過生原酒五百万石60%
酒蔵の社長さんにいつも呑んでるお酒を伝えたら
「ぜひこれも試してみて」と推された一本。
福袋と同じ製法同じ酒米ながら酵母違い。
福袋はとてもいい意味の暴れ感があったけど
こちらは大人、酵母が違うと違った味わいになるんですねえ。
パッと広がる甘みが程なく辛みにとって変わって
品のいい旨み旨みが持続。
玉川山廃の力強さとは違うけれど
かと言って上品だけではない面白みもあり。
実山椒の佃煮と合わせて。
いいお酒、いい作り手ですねえ。
(蔵元直売)