口に含むと濃いコクが感じられる。しかし喉を通ると「え?」。
何事もなかったかのように下りていく。
もう一度口に含む。力強いコクが脳天を突く。そして喉を通る。「あれ?今わたし酒飲んだよね?飲んだはずだよね?」と誰かに確認したくなるほど、酒くささがない。
おそらく日本酒を飲んだことない人が想像する「大吟醸」に最も近いのではなかろうか。
最初に感じるコクは「ずっしり重い味」を連想させるが、のどを通った瞬間にすべてが消え失せる(良い意味で)。
なんと不思議な酒であろうか。
特定名称
純米大吟醸
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1